ゲームやアニメの主題歌などで人気の2人組ユニットfripSide。
2018年もTVアニメ『キリングバイツ』や『されど罪人は竜と踊る』、そして現在好評放送中の『寄宿学校のジュリエット』のオープニングテーマを担当。10月には5枚目のアルバム「infinite synthesis 4」をリリースし、12月24日からはツアーも開始されるなど、大活躍中のグループだ。
そのfripSideがAstell&Kernとコラボ。オリジナルのハイレゾプレーヤー「Astell&Kern A&futura SE100 fripSide Edition」を1月11日に発売する。本体はfripSideのイメージカラーともいえるウルトラオレンジメタリックの限定色で、これまでハイレゾ化されていなかったアルバム「fripSide PC game compilation vol.2」をプリインストールするだけでなく、オリジナル新曲も収録されるといった豪華仕様になっている。
今回このハイレゾプレーヤーの発売に合わせ、fripSideのお二人、八木沼悟志さんと南條愛乃さんに製品のコラボについて、また、これから始まるツアーについてなどのお話しを伺った。
プライベートでも使っていたAstell&Kern
――まずはコラボするハイレゾプレーヤーですが、どのような経緯でコラボすることになったのでしょう?
八木沼さん:ハイレゾプレーヤーはいくつかのメーカーがありますけど、Astell&Kernはプライベートで使わせていただいてました。僕の好みではあるんですが、ユーザビリティとか使い心地とかが気に入っています。そのことをメーカーさんが聞きつけて、今回コラボという話になりました。
――製品の監修は八木沼さんがなされたとのことですが、コラボ製品を作ってみていかがでした?
八木沼さん:メーカーの担当の方と何度となく話をしまして、こういうことができたらおもしろいとか、こういうことをしてみようという提案をお互いにしてたときが楽しかったですね。そしてようやく製品として出せるというのがすごくうれしいです。
工業デザインというのは素人なので、ハードウェアが実際にどのような段階を経て完成するのか知らないので、今回すごくいい経験をさせていただきました。
――色がウルトラオレンジという限定色になるとか。
八木沼さん:はい。ウルトラオレンジは僕たちのイメージカラーでして、ライブでもお客さんがオレンジのペンライトを振ってくれます。 今回のハイレゾプレーヤーではモックアップの時点で4種類のオレンジのものを送っていただいて、その中からいちばんイメージに近いオレンジを選びましたが、数時間迷いましたね(笑) どのオレンジがいいだろうと、いろいろな照明の環境で見てみて、これだというのを選びました。
――これが八木沼さんご自身の持つウルトラオレンジのイメージに近かったということですね。
八木沼さん:イメージに近いというよりは、コラボ商品としてかっこいいのはどのオレンジだろうという視点で選びました。