聴力補正の効果は絶大
今まで聴けなかった楽器の音が鮮明に
登録が済んだら、保存済みのオーディオ・プロファイルから任意のプロファイルを呼び出して見てみよう。筆者の左耳は生まれてから今まで突発性難聴などの影響を全く受けておらず、年齢より心持ち高い聴力のおかげで、低域と高域に少しの補正(青い部分)が入るだけで済んでいる。しかし、加齢とともに大きく聴力の落ちる12500Hzは極めて大きな聴力低下が見られ、AUMEO AUDIOによる大きな補正操作がされる形になっている。
そして、問題の右側の耳は、過去2回の突発性難聴に見舞われたことが想像される補正処理が十分わかる結果を示している。左耳には登場しなかった中域にも多少の補正が入り、左側ではほぼ問題なかった4000Hz~8000Hz帯域でも大きな補正処理が必要なことがわかる。
作成したてのオーディオ・プロファイルを適用して、ふだんから聴きなれたいくつかのミュージックソースを聴いてみた。Bluetooth接続で聴いても、LINE接続で聴いてもその差は歴然だった。今まで右側の耳では聴こえていなかったソースの楽器が鮮明に聴こえてくる。
これは、明らかにヘッドフォンを買い替えて感じる“音の違い”とは次元の違う変化だ。まさに「聴こえていなかった音が聴こえる」とはこういうことだったのか、とわかる変化なのだ。また、それは聴きづらい音を無理に聴こうとしていたずらに音量を上げて鼓膜を痛めてしまうという弊害を同時になくしてくれそうだ。
AUMEO AUDIOのボリュームダイヤルを回さず上からプッシュすることで、オーディオ・プロファイルで補正したサウンド(LED表示全灯)と補正していないサウンド(LED3ヵ所点灯)を何度も交互に切り替えてみるとその差は明らかだ。

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