桜田氏は「落ち度はない」と自信を示すも、懸念が広がる結果に
サイバーセキュリティー担当の桜田義孝五輪相、PC使ったことない発言が話題に
2018年11月21日 16時10分更新
サイバーセキュリティー担当大臣を兼任する桜田義孝五輪相(68)は11月14日、衆院内閣委員会でパソコンを使用したことがないと認めた。国内外メディアで報じている。
桜田大臣は「私は25歳の時から独立して(事業などを)やっており、従業員や秘書に指示をしてきたので、自分でパソコンを打つことはない」と述べている。
野党・立憲民主党の今井雅人議員は「パソコンもいじったことのない方がサイバー空間のセキュリティー対策をするなんて信じられない」と苦言を呈した。それに対し、桜田大臣は「サイバーセキュリティーは国の総力をあげて総合的にやることで、落ち度はないと自信を持っている」と応えた。しかし、日本の原子力発電所はUSBドライブを使用しているかと聞かれると、桜田大臣は返答に窮する様子をみせた。国内外の懸念が広がる結果となった。
桜田大臣は10月にサイバーセキュリティー戦略副本部長に就任。2020年東京五輪に向けたサイバー攻撃対策を担当する。
