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韓国で日本アニメ・ゲームの祭典Anime X Game Festival開催

2018年11月17日 12時00分更新

文● 伊藤 真広 編集●北村/ASCII編集部

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 日本のお隣、韓国で日本のアニメやゲームを中心としたコンテンツの祭典「Anime X Game Festival in Seoul(以下、AGF)」が、11月3日、4日の2日間開催された。

2日目の会場の様子。一部のブースでは人が集まりすぎて一時的に列形成を止めていた

 韓国で日本のアニメなどを発信するANIPLUS INC.と日本のソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、SME)の2社が共同で主催する形での開催で、ソウル近郊のコンベンションセンター"KINTEX”で実施、2日間で1万5000人を超える来場者が訪れた。

開場直後の入場待機列の様子

 イベントには、主催のSME系のアニプレックスやミュージックレインに加えて、KADOKAWAやアニメイト、バンプレスト、ブシロード、テレビ東京といった日本のアニメファンに馴染み深い企業に加えて、韓国のANIPLUSなど、日韓の30を超える企業やコンテンツのブースが用意されていた。

 出展ブースでは、韓国でこれから放送や配信が始まるアニメ作品のプロモーションに加えて、グッズ販売が行われており、人気のブースでは購入までに1時間以上の待ち時間となっていたブースもあった。

 来場者によると韓国でオフィシャルグッズを手に入れるには、日本を訪れて購入するか、個人輸入だよりとなっていたが、こうして安心して購入できるイベントを待ち望んでいるアニメファンは少なくないとのことだ。

 ブース以外にもアニメやゲームに出演する声優や製作者が登壇するトークステージやアニソンアーティストが出演するライブイベントも行われ、座席は抽選制となっていたが、立ちミスペースも用意されており、人気の作品や声優が登壇するステージでは、1000人を超える来場者がステージの前を埋め尽くしていた。

 イベント終了後に、韓国側の主催社のANIPLUSのCEO Jeon Seungtaek氏に話を伺ったところ「多くの来場者が訪れてくれたことに、安心しました。これまで韓国には、展示ブースで体験などができる機会の場がありませんでした。今回、イベントを始めることができたことには、大きい意味があると思います。今年が1回のイベントではありますが、これから2回、3回続いて発展するイベントにするつもりです」と早くも来年への意欲を語った。

サービス1周年を迎えた「Fate/Grand Order」ブースは韓国でも大人気の様子で多くの来場者の姿があった

ANIPLUSとアニプレックス+の共同出展ブース

ブシロードブース

韓国でフィギュアなどを販売するKING KONG STUDIOブース

KADOKAWAブースでは、現在放送中のアニメや劇場公開作品のプロモーションに加えてオフィシャルグッズを販売していた

テレビ東京ブースは「孤独のグルメ」を全面に押し出したブースとなっていた

昨年12月に韓国にオープンしたアニメイトもブースを出展

ミュージックレインブースでは声優ユニット”TrySall”の衣装展示などを実施していた

日本のイベントでもおなじみになりつつあるコラボカフェは「SAO」「デレマス」「キンプリ」の3作品で実施していた

初音ミクブースでは物販に加えてライブ映像の上映が行われておりミクファンがヲタ芸を打つ姿や個々のファンがグッズを持ち寄って展示をする姿もあった

ステージの着席の収容人数は500人弱となっていたが、立ち見エリアが広く開放されていたので、事前抽選に外れてしまったファンもステージ前に集結していた

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