政府は10月29日、「G20大阪サミット準備会議」の第2回会合を開催し、テロやサイバー攻撃への対策を協議する「セキュリティ・ワーキンググループ」を立ち上げた。
G20大阪サミットは2019年6月に開催され、およそ35ヵ国・機関の参加が予定されているが、テロやサイバー攻撃を始めとした反グローバリズムを掲げる過激な勢力などによる会議の妨害や違法行為事案の発生といった脅威が懸念されている。
準備会議では、主要国首脳・要人の安全確保や会議の円滑な進行に加え、テロやサイバー攻撃などの関する対策として、情報収集や集約・分析などの強化を検討するセキュリティー・ワーキンググループを立ち上げる。政府機関の情報システムのサイバーセキュリティー対策を強化・徹底するとしている。