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PS4をSSHDに換装してゲームごとに速度をチェック! ― 第8回

PS4にFireCuda換装をしたら「グランツーリスモ SPORT」のロード時間はどうなるのかチェック

2018年10月29日 15時30分更新

文● 飯島範久 編集●ジサトラ ハッチ

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Seagate製SSHDであるFireCudaの2TBモデル「ST2000LX001」を使用し、ゲームを変えて定期的に標準のHDDとの速度の違いをチェック!

 PlayStation 4(PS4)とPlayStation 4 Pro(PS4 Pro)の内蔵HDDの容量は最大で1TB。1TBと聞くと、十分だと思う人もいるかと思うが、PS4の場合たとえパッケージを買ってもソフトのインストールは行なわれるため、どんどん内蔵ストレージの容量は削られていく。

 さらに、アップデートによりデータが肥大化したり、ゲームのプレイ動画を録画、スクリーンショットを保存していと、すぐに容量不足に陥ることになる。

 そこで、オススメしたいのがHDDよりも高速なSeagateのSSHD「FireCuda」だ。FireCuda「ST2000LX001」は容量2TB。PS4最大の倍容量となり、実売価格1万5000円前後とコスパも良く、サイズがPS4&PS4 Pro用のHDDと同じく2.5インチなため、換装に最適な製品となっている。

 SSHDは、SSDなどで使用されている高速MLC NANDフラッシュメモリーをキャッシュとして使用することで、使用頻度の高いファイルをキャッシュに保存。キャッシュにアクセスする頻度が高まれば、そのぶん読み込み速度が速くなるわけだ。

 またSeagateは、自己学習型ソフトウェア・アルゴリズム「Adaptive Memory技術」により、データの使用を動的に監視。どのデータをキャッシュにコピーするべきかを判断し、効果的に処理速度が速くなるよう調整しているという。

 そのため、ゲームごとに効果的なシーンが異なり、ゲームによっては効果が薄い場合もある。そこで、本連載記事ではPS4 ProとPS4を使用し、ゲームを変えて標準のHDDとの速度の違いを、定期的にチェックしていく。

 PS4 Proは、ストレージの接続インターフェースであるSerial ATA(SATA)が、PS4の3Gbpsから6Gbpsに向上している。そのため、搭載された標準HDDは同じものだが速度に違いが出る。そのため、PS4 ProとPS4どちらも計測し、その結果を掲載していきたい。

「ST2000LX001」は2.5インチサイズの2TBモデルで、厚さはわずか7mmと薄い

 PS4 ProとPS4の換装方法の詳細は、関連記事を参照して欲しい。

PS4 ProをFireCudaに換装すると「グランツーリスモ SPORT」の起動時間が約6秒高速に!

 第8回の検証は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の言わずと知れたレースゲームの最高峰「グランツーリスモ SPORT」。すでに発売からもうすぐ1年経つが、7月30日に1.19へアップデート。

 昨年はF1で3連覇を果たした「メルセデス AMG F1 W08 EQ Power+ 2017」やロータリーエンジンでル・マンを制した「マツダ 787B'91」など、追加車種のほか、新規オリジナルコースの「サン=クロワ・サーキット」も追加されている。また、GTリーグに追加イベントなど、かなりのアップデートが施された。

 さらに、ゲーム内通貨での購入だけでなく、DLCとして218台の車両を購入可能に。いち早く入手したいなら、DLCを利用するという選択肢が増えた。現在「FIAグランツーリスモチャンピオンシップ」が開催中で、ほしい車両を苦労して手に入れる必要なくなったのはありがたい。

 さて、今回もロード時間を検証してみた。計測したときのバージョンは1.24で、ファイルサイズはなんと88.61GB(DLCのプレゼントカーなども含む)とこれまで計測してきたゲームでもっとも大きい。

 今回計測したのは、ゲーム起動からオープニングムービーが表示されるまでと、アーケードモードのシングルレースで鈴鹿サーキットを選択し、ゲームロード開始からスタート直前画面までの時間の2つ。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。HDDやSSHDはキャッシュを利用するため、1,2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。

「グランツーリスモ SPROT」バージョン1.24を使用。画面は起動後のメイン画面
アーケードモードのシングルレースで鈴鹿サーキットを選択、時間帯やクルマを選択し、自分を含めて20台とレースする

 結果は、PS4 Proの起動時間が最大6秒の短縮。ほかも3秒から4秒程度の短縮が見られたので、ST2000LX001への換装は効果があるといってよう。しかも、まだまだ増えていきそうなゲームのサイズを考えても、2TBの容量があったほうが余裕を持って遊べるはずだ。HDDとSSDのいいとこ取りのメリットがとても活かせる形だろろ。

 今回は、鈴鹿サーキットでの計測だったが、ニュルブルクリンクのような約20kmにもおよぶものや、山の中、街の中などさまざまなコースが収録されている。コースによっては、ロード時間も違うので、効果も変わってくるはず。たとえ数秒でも短くなるだけでもストレスを軽減されるはずだ。

 なお、よく使うファイルをキャッシュに保存するSSHDの特徴から、何度かプレイしないと効果が現れないこともあるので注意。今後も定期的に人気ゲームの効果を検証していきたい。

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