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パブリッククラウドのインスタンスとして優れたコスト効率を実現

Oracle Cloud Infrastructure上でAMD EPYCプロセッサーベースのインスタンスを提供

2018年10月25日 19時30分更新

文● 市川

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 AMDは10月24日、Oracle OpenWorld 2018にて「Oracle Cloud Infrastructure」上で「AMD EPYC」プロセッサーベースのインスタンスを提供すると発表した。これにより、オラクルはAMD EPYCのベアメタル版を有する最大のパブリック・クラウド・プロバイダーとなった。

Oracle Cloud Infrastructure Blogサイトから

 AMD EPYCプロセッサーを基盤にした「Eシリーズ」では、初のインスタンスタイプとして、ベアメタルの「Standard E2」を10月24日に提供開始する。1コアあたり1時間0.03米ドルのAMD EPYCインスタンスは、一般的な汎用インスタンスよりも最大66%の低コストを達成し、優れたコスト効率を実現したという。

 ベアメタル版にくわえて、1/2/4/8コアの「VM Shape」もリリース。AMD EPYCが提供するセキュリティー機能やコア数、メモリー帯域幅、I/O機能を搭載している。汎用的なクラウド・コンピューティングおよびオラクルのアプリケーションに対応しているとのこと。

 今回発表となったインスタンスは、Oracle Cloud Infrastructureの米国イースト・アッシュバーン・リージョンにてすでに提供を開始している。ロンドンでは10月末、そのほかの米国と欧州のリージョンでは2018年中に提供予定とする。

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