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ADサーバーのクラウド移行、冗長化、マルチクラウドSSO化を支援

IIJがクラウド型ADサービス「IIJディレクトリサービス for Microsoft」

2018年10月19日 11時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は2018年10月18日、MicrosoftのActive Directory(AD)機能をクラウド型で提供する「IIJディレクトリサービス for Microsoft」を12月中旬から提供開始することを発表した。

 同サービスは、AD機能、Azure Active Directory Connect機能をクラウドサービスとして提供するもの。オンプレミスにあるAD(操作マスタ)をクラウドに移行してADサーバーの運用管理負荷を軽減したり、既存のオンプレミスADの操作マスタのレプリカをクラウド上に設置して冗長化することができる。

既存のオンプレミスADの操作マスタのレプリカをクラウド上に設置して冗長化

 また、IIJのクラウド型ID管理・認証管理サービス「IIJ IDサービス」と併用することで、様々なビジネスSaaSへのシングルサインオンや二要素認証が可能になる。

「IIJ IDサービス」と併用することで、様々なビジネスSaaSへのシングルサインオンや二要素認証が可能になる

 IIJでは、顧客のオンプレミス環境とIIJディレクトリサービス for Microsoftをセキュアに接続するクラウド型ネットワークサービスや、国内の東日本・西日本リージョンで冗長可能な「マルチリージョンオプション」などを用意し、顧客のシステム構成や運用管理ポリシーに合わせた構成を提案する。

 利用料金は、初期費用96万円、Active Directory機能が月額12万円、Active Directory+Azure Active Directory Connect機能が月額16万円。

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