初代モデルから15周年を記念して登場した新型INFOBARの「INFOBAR xv」(11月下旬発売予定)。スマートフォンではなく、あえてケータイで復活したINFOBAR xvについて、メディア向けのau秋冬モデル体験会で動作機を試せたので、写真中心にレポートする。
まず手にした第一印象だが、「軽い!」というもの(約114g)。もはやケータイ時代の記憶は薄れつつあるが、片手でも操作しやすいという感覚。強度が気になったキー周りがフレームレスになっている点も、しっかりとした造りに感じた。
3.1型WVGAという画面サイズはオリジナルの「INFOBAR」「INFOBAR 2」と比べるとかなり大きいが、デザイン的にうまくバランスが取られているほか、小型パネルの調達に苦心したとのことで、気になっていた液晶の画質も十分に高い。スマホに慣れた層にも違和感は無いはず。ワンセグやおサイフケータイは今回省略されたので、昔のケータイほどの高性能さではないが、FMラジオは搭載されている。卓上ホルダーとの組み合わせて利用するのはおもしろそうだ。
注目の端末価格は5万円台を予定。この値段への評価はなかなか難しいが、ハイエンドスマホよりはずっと安価であり、ファンアイテムの側面もあることを考えると魅力的に感じる人は多いはず。
月々の料金は、基本プランとして、国内通話定額の「カケホ」(税抜月2200円)、1回5分まで定額の「スーパーカケホ」(税抜月1200円)などから選択し、ISP料金(LTE NET、税抜月300円)とデータ定額を組み合わせる。データ定額は月0円からの「ダブル定額Z」が使えるので、月々の支払い額はINFOBAR xv側でデータ通信を使うかどうかで左右されそうだ。
INFOBARファンにとってはたまらない出来に仕上がっているのは間違いない本機、購入を予定している人は発売日を心待ちにしてほしい。
au「INFOBAR xv」の主なスペック | |
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メーカー | au Design project (製造は京セラが担当) |
ディスプレー | 3.1型液晶 |
画面解像度 | 480×800ドット |
サイズ | 約48×138×14mm |
重量 | 約114g |
CPU | Snapdragon 210 1.1GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー | 1GB |
内蔵ストレージ | 8GB |
外部ストレージ | microSDHC(最大32GB) |
無線LAN | IEEE802.11n |
カメラ画素数 | リア:800万画素 |
バッテリー容量 | 1500mAh |
FeliCa/NFC | -/- |
ワンセグ/フルセグ | -/- |
防水/防塵 | -/- |
生体認証 | - |
カラバリ | NISHIKIGOI、NASUKON、 CHERRY BERRY |
発売時期 | 11月下旬 |