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60日で中高6年間の英文法をやり直す!

受講待ち600人 話題の英語ジム「やり直し英語」が初心者に適切な理由

2018年11月15日 11時00分更新

文● 飯島秀明 編集●飯島恵里子/ASCII 撮影●髙橋 智

提供: 恵学社

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英語初級者がまずやるべきは知識の蓄積

ENGLISH COMPANYを運営する恵学社 担当取締役 田畑翔子氏

 新しいプログラムが対象にしているTOEICのスコア500点未満とは、どのぐらいのレベルだと考えればいいのだろう?

 大学受験のために英語を懸命に勉強したことがあったり、就職試験のときにも英語を勉強した経験を持っていれば、その人はおそらく500点ぐらいのレベルだろう。もし、中学の頃から英語が苦手で、英文を前にしてもちんぷんかんぷん、せいぜい単語をひとつふたつ拾える程度というのなら、その人のスコアは300点台がいいところだろう。

 ENGLISH COMPANYが他の英語学校と異なるのは、受講者が自分でもそれと気づかぬ英語学習上の課題を的確に発見していくことだ。では、スコア300点台の課題とは何か?

「すべて、と言わざるを得ません」

 そう語るのは、ENGLISH COMPANY 担当取締役である田畑翔子氏だ。 「すべてが課題。何もかもが課題であるがゆえに、どこから手を付けていいか分からないという方がほとんどです。私たちは第二言語習得研究の知見に基づいて、まずは知識の蓄積から始めるべきだと考えています」

 英会話スクールでは英文法の知識に乏しい英語初級者にも、いきなり英会話のレッスンを始めてしまうケースがほとんどだ。英語初級者の方も、英会話を身に付けたいから英語での会話を望みがちである。

 「英会話の現場では、しばしば軽視されがちな英文法ですが、言語習得の理論からいえば、リスニングやスピーキングなどのスキルを身につけるためには、英文法の知識を先に頭に入れた方が、英語力を効率良く伸長させられることが分かっています。知らない文法を使って英文を作って話をしたり、知らない単語を聞き取ることができないのは、あたりまえのことです」

 英語初級者がまず頭に入れるべきは、英文法の知識に尽きる。しかも知識を蓄積していくのに、マンツーマンの指導は必ずしも必要ではない。グループレッスンでも文法の知識は十分蓄積できるからだ。

新たなアプローチで中高6年間の英文法をやり直す

 中高6年間の英文法をやり直すなどと聞けば、苦手だった学校の授業が思い出され、「あれをまた繰り返すのか……」と、うんざりした気分になるかもしれない。だが、そんな心配は無用である。なぜなら、新たにやり直すのであって、学校の授業を繰り返すわけではないからだ。

 そもそもENGLISH COMPANYの母体である恵学社は、京都と東京で長く予備校を運営してきた実績を持つ。当然、中学高校の授業でどのように英語を教えているのか、隅々まで熟知する。学校で教える文法の指導法が、大人が仕事で使うことを前提に学ぶものとしては、不備が多すぎることも承知している。

 グループレッスンでは、中高6年間の英文法をやり直す。それも学校の授業とは異なる、まったく新しいアプローチでやり直すのだ。その中心となるのが「認知文法」にほかならない。

 認知文法とは、1970年代に生まれた言語学の理論のこと。この考え方を英文法の指導に応用することで、英語を日本語に訳しながら理解するのではなく、言葉の中核を担う「コアイメージ」を正確に捉えて、英語を理解していくことができるようになる。

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