NTTグループ40年の自然言語解析技術の研究成果を手軽に利用可能
NTT Com、世界最大級の日本語辞書を持つ自然言語解析APIを本格提供
2018年09月07日 18時50分更新
NTTコミュニケーションズは9月5日、NTTグループの自然言語解析技術の研究成果を手軽に利用できるAPIサービス「Communication Engine “COTOHA API”」を提供開始した。
日本語のさまざまな意味を理解できる基本語辞書と企業名・業界用語に対応する専門用語辞書を合わせた210万語超の日本語辞書を備える。NTTグループ独自の高度な日本語構文解析技術と、単語を3000種の意味属性に分類できる日本語語彙大系を基礎技術として活用、単語の意味を正確に捉え、文脈に応じて変化する言葉の意味も理解するという。
提供は「構文解析」、「固有表現抽出」、「照応解析 (β版)」、「キーワード抽出」、「類似度算出」、「文タイプ判定」、「ユーザー属性推定(β版)」の7つのAPIで提供され、今後も順次新しいAPIをリリースするとしている。
検証用として無償で利用できる「for Developers」と、商用の「for Enterprise」の2つのメニューを提供。for Enterpriseの初期費用は無料、月額費用は13万円(税抜)より提供され、APIコール数に応じた従量課金となる。