「dynabook VZ82/F」
東芝クライアントソリューションの「dynabook VZ82/F」は、直販サイト「東芝ダイレクト」だけで購入できる12.5型ノートパソコン。ディスプレーはタッチパネル式で、タブレットとしても使える2 in 1モデルだ。
今回試用したモデルではCPUにCore i7-8550U、メモリ－は16GB、ストレージは1TB SSDと、申し分ないスペックも備えている。重量は約1.099kgなうえ、バッテリー駆動時間が約16.5時間と高いモビリティーを誇っている。ビジネスユースからホビーユースまで、幅広い使い方ができるだろう。今回は、dynabook VZ82/Fの外観などについて紹介する。
dynabook VZ82/Fのサイズは、およそ幅299.0×奥行き219.0×高さ15.4mm。ほぼA4サイズと同じフットプリントとなる。天板も底面もスッキリとしたデザインなので、カバンなどに綺麗に収まる形状だ。12.5型のフルHDディスプレーは、ノングレアタイプなので、光源からの映り込みなどの影響を受けにくい。様々な状況で使うモバイル用途のマシンとしては、うれしい配慮だ。
底面はすっきりとしている
側面に配置された端子類は、とてもシンプル。右側には電源スイッチとUSB 3.0（Type-A）端子×1、左側には電源コネクターを兼ねたThunderbolt 3（USB 3.1 Type-C）端子、マイク入力／ヘッドフォン出力端子×1となる。
右側面。丸いボタンが電源スイッチで、その隣がUSB 3.0（Type-A）端子
左側面。電源コネクターとなるThunderbolt 3（USB 3.1 Type-C）端子と、マイク入力／ヘッドフォン出力兼用端子を配置
本体の端子は上記のとおりだが、同梱するThunderbolt 3対応アダプターを使用すればさらに拡張性が向上する。アダプターは有線LAN端子、USB 3.0（Type-A）、HDMI出力1、ミニD-sub 15ピンを備える。加えて、アダプターの背面に電源コネクターを搭載し、デイジーチェーン形式で電源供給が可能だ。
同梱するThunderbolt 3接続の拡張用アダプター。有線LAN端子、USB 3.0（Type-A）端子、HDMI出力端子、ミニD-Sub 15ピン端子を備える。また背面には電源供給用のThunderbolt 3端子を装備
dynabook VZ82/Fは、360度回転するヒンジにより、ディスプレーを逆にたためばタブレットとして使えるようになる。ディスプレーはタッチパネル式なので指で操作できるほか、同梱するペンによりさらに細かい操作や文字を直接書くことも可能である。
回転させてディスプレーを360度まで開くことができる
完全に回転させれば、大画面のタブレットとして活用できる。ヒンジ部分の作りはしっかりしており、開閉に不安はない
次回は、dynabook VZ82/Fの使用感や持ち運んだ際の操作感などについて紹介する。
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東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook VZ82/Fの場合、東芝ダイレクトの直販価格は18万4680円からなのだが、Room1048会員（東芝ID）価格は16万3944円（9月6日現在）からとなっている。16GBメモリー、1TB SSD搭載モデルも4万4496円引きで18万5544円（9月6日現在）からだ。
このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048／東芝ID会員（無料）になることを強くオススメしたい!
| 試用機の主なスペック | |
|---|---|
| 機種名 | dynabook VZ82/F |
| CPU | Core i7-8550U（1.8GHz） |
| グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
| メモリー | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| ディスプレー | 12.5型（1920×1080ドット）、ノングレア |
| 内蔵ドライブ | ー |
| 通信規格 | 無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）、Bluetooth 4.1 |
| インターフェース | USB 3.0端子、Thunderbolt 3（USB Type-C）端子、マイク入力／ヘッドフォン出力端子 |
| 内蔵カメラ | 約92万画素ウェブカメラ |
| サイズ／重量 | およそ幅299.0×奥行219.0×高さ15.4mm／約1099g |
| OS | Windows 10 Home（64bit） |
