飛行中にレーザーで給電する軍事用ドローンの登場だ。
ニュー・サイエンティスト誌によると、米陸軍は搭載した太陽電池にレーザーを照射して、遠距離から電力を供給するドローンを開発中だという。最終的には、500メートル離れた場所からの給電を目指している。
仕組みは、ワシントン大学の研究者が小型の昆虫型ロボットを飛ばしているのと似ている。
ただ、この給電方法では高熱が生じるため、ドローンが溶けてしまう恐れがある上に、さらなるリスクがある。昨年、ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)は、飛行中のドローンを撃墜できるレーザー砲を発表した。軍がドローン用のレーザーを適切に設定してくれることを願うばかりだ。