スマホの進化は薄型化がひと段落し、SoCの性能向上のほか、ディスプレーのアスペクト比変更などに進んでいるが、まだ伸びしろが明瞭なものがカメラだ。シングルレンズだけでなく、ダブル/トリプルレンズでデジタル一眼レフ/ミラーレスとは違った路線を進みつつあり、設定も豊富になってきているが、スマホカメラでもっとも重要なのはパッと撮影した状態での歩留まりだ。そこで今回はフットワークも重要になるRQ撮影会「レーシングミクサポーターズフォトセッション 2018」(通称ミクサポ撮影会)で、筆者私物と編集部から借りたスマホで試してみた。
なお、次回の撮影会は9月30日に東京のスタジオで開催予定なので、公式サイトをチェックしてほしい。
すべてオート設定で撮影!
これだけ違う写真の仕上がり
スマホのラインナップは以下。
- アップル iPhone 8 Plus
- ASUS ZenFone 5
- ファーウェイ HUAWEI P20 lite
- サムスン電子 Galaxy S9
- ソニーモバイル Xperia XZ2
- ソニーモバイル Xperia XZ2 Compact
ミクサポ撮影会は5月に開催したものに参加したため、Xperia XZ2 Premiumはまだ発売前。また、ついでにα7RⅢ+SEL70200GMでの撮影データも用意した。
まずは、下記にノーヒントで掲載してみる。どれがどの端末か判断がつくだろうか。撮影条件は、オートモードを使用し、構えて即撮影。そのような条件以外なら、マニュアルモードでほどよく調整すれば、だいたいのスマホはキレイに撮影できるからだ。よって、露出補正なども行なっていない。また、シングルレンズとダブルレンズが混在しているため、標準レンズ側を使用した。なお、Xperia XZ2とXperia XZ2 Compactは、ほとんど同じ結果であったため、ひとつにまとめた。