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駅弁ストーリーズ 第6回

“旭川の豚、キッコーニホンの醤油”:

北の駅弁「旭川しょうゆ豚丼」北海道の美しい風景とともに食べる!

2018年09月03日 13時00分更新

文● バードAsahi

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「旭川しょうゆ豚丼」
購入場所:JR旭川駅構内売店
値段:1070円
内容:味付け豚肉、ニンジン、ポテト、そぼろ、玉子焼きなど

 こんにちは。今回は所用で北海道の拠点都市・旭川にある旭川駅にやってまいりました! ここは川がすぐ近くにある大変珍しい駅で、新幹線の北の終着駅としても知られています。この駅で楽しみにしていたお目当ての駅弁を購入したいと思います。

旭川駅から美瑛の美馬牛駅へ

旭川駅の売店

 旭川駅構内の売店には色々なお弁当があり、どれもおいしそうなんですが、今回は「旭川しょうゆ駅弁」(1070円)を購入。この駅弁を持って富良野線の普通列車に乗り込み、美瑛の美馬牛駅に向かおうと思います。美瑛といえば、ヨーロッパの田舎のような美しい風景が広がってる人気スポットなので、ちょっとワクワクしているかもです♪

旭川駅ホーム。ここから美瑛の美馬牛駅に出発します

 駅弁の外観はこんな感じ。ブタさんのシルエットをくり抜いた窓からお弁当の中身が少し見えるようになっています。

チラ見で中身を期待させてくれる弁当の箱

 箱書きには「旭川の豚、キッコーニホンの醤油」とありますが、こだわりの旭川のしょうゆを使っている豚丼という事でハズレはないはず。早速箱を開けてみましょう。

お弁当の中身を拝見。「味の旅」と書いてある地味な割り箸の包装も気に入りました

 お弁当は豚肉やにんじん、ポテトにそぼろなどがきれいに並べてあるのが好印象です。豚丼の豚肉は3枚。ブラックペッパーが適度にふってあって、旭川のしょうゆで味付けした豚肉と下の炊き込みご飯とよく合い、おいしくいただけます。

メインの豚肉と付け合せのにんじん

 また、隣のにんじんもやわらかくできていて、よく考えて並べてあるものだと感心します。 おかずは北海道を代表するポテトで、丸い切断面が可愛らしいです。

あっさり味で豚丼をうまくサポートするポテト

 ポテトの下のそぼろは炊き込みご飯と一緒に最後まで楽しむ事ができるようになっていて、この心配りはうれしいです。さらに一口サイズの玉子焼きもパクッとおいしくいただけるので、ちょっとした幸せ感にひたれます。

おいしいおかずも楽しめます

 電車は旭川から美瑛に入っていきますが、おいしい駅弁を楽しみながら進んで行きますので、ワクワク感も自然と高まります。やがて美瑛駅に停車。ここで下車する旅行者もこの時期は多いみたいです。実は対面式の座席で駅弁をいただいたのですが、カップルの目の前なのに夢中になって食べていました。

お弁当も食べ終わりました。ごちそうさまです!

 美瑛駅から目的地の美馬牛はすぐそこです。車窓から見える風景も変わってきますね。

美瑛らしい丘がすこしづつ現れます

 そしてついに美馬牛駅に到着。ここから人気のスポット「四季彩の丘」まで徒歩でおよそ30分です。

人気の美馬牛駅にて降車します

 多くの旅行者はこの駅の近くのレンタサイクルショップで電動自転車を借り、どこまでも広がる夏の青い空と白い雲を眺めながら、素晴らしい美瑛の丘を存分に楽しんでいるようですよ。


書いた人:バードAsahi

旅となるとワクワクしてくるタイプ。普段は在宅ライターとして執筆にコツコツ取り組んでいるが、実はこれまで国内各地への旅行はもちろん、ケープタウン・バロセロナ・台北などへの海外渡航経験もあり、将来は全世界の有名・無名のスポットへの取材ツアーを企画して、地域地域の魅力を発信したいと常々思っている北海道在住のアラフィフ男性。

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