パナソニック インフォメーションシステムズは8月28日、富士急ハイランドの入園ゲート・退園ゲートおよび全39アトラクションの乗車ゲートにおいて顔認証技術を活用した入退場システムを提供したと発表した。
富士急ハイランドでは7月14日より入園を無料化したが、無料化に際して予想される入園者増加に対応した園内セキュリティーの強化を図るとともに、チケットレス化(顔パス乗車)を実現して顧客の利便性向上を考慮し、顔認証システムの導入を検討。 高い顔認証性能を持ちテーマパークに豊富な導入実績を持つパナソニックISのシステム構築力を評価してパナソニック製のシステムを採用したという。
顔認証による入園・退園・乗車ゲートは7月14日より本番稼働を開始しており、フリーパス購入者はアトラクション乗車時にチケットを提示しなくてもスムーズに乗車可能など、利便性や効率の高いものになっているという。パナソニック インフォメーションシステムズでは、安定運用へのサポートを継続するとともに、全国の集客施設へ向けた入退場システムの提案を加速するとしている。