エンドユーザー向けPCの出荷台数が今一つ伸び悩む中、2018年においてもゲーミング向けモデルは好調だ。とくに、ゲーミング向けノートPCは、デスクトップPCを凌駕する性能を備えた製品も少なくなく、ゲームのマルチプラットフォーム化が進んでいることもあり、市場における引き合いも強い。
エイサーもゲーミング向けブランドとして「Predator」を位置付け、デスクトップPCやノートPC、それに液晶ディスプレーやタブレットにいたるまで幅広いラインアップを用意している。
今回取り合げるのは、そのPredatorに属する15.6型ゲーミング向けノートPC「Predator Helios 300」(型番:PH315-51-A76H、以下Helios 300)である。価格は24万3000円前後。このHelios 300の2018年モデルとなる最新製品では、CPUに第8世代Coreプロセッサで6コア12スレッドタイプの「Core i7-8750H」(以下、i7-8750H)を採用したことで、CPU性能の強化が図られている点が大きなトピックだ。そのほかにも、Helios 300にはゲーミング用途に特化した仕様が用意されているので、それらを順に紹介していこう。
「Predator Helios 300 PH315-51-A76H」の主なスペック | |
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CPU | Core i7-8750H(6コア/12スレッド、2.2~4.1Hz、共有L3キャッシュ容量9MB) |
チップセット | Intel HM370 |
メインメモリ | 16GB(DDR4-2666 8GB×2) |
グラフィックス | GeForce GTX 1060(6GB) |
SSD(システムドライブ) | 256GB(Micron 1100『MTFDDAV256TBN』、Serial ATA 6Gbps) |
HDD(データドライブ) | 1TB(WD Blue『WD10SPZX-21Z10T0』、Serial ATA 6Gbps) |
通信機能 | Intel「Wireless-AC 9560」(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth5.0 |
インターフェース | HDMI出力(HDCP対応)、USB3.1 Type-C、USB3.0、USB2.0×2、ギガビットLANほか |
サイズ/重量 | 390(W)×266(D)×26.75(H)mm/約2.7kg |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |