アジアクエストは8月1日、プロサッカークラブ「大分トリニータ」を運営する大分フットボールクラブと提携し、IoTによるイベントを共創プロジェクトとして開始すると発表。時期は10月からで、場所は大分銀行ドーム。
大分トリニータではこれまで、来場者に人が対応してスタンプラリーを実施してきた。IoT共創プロジェクトでは、この作業をアプリとBeaconで完結することで全自動化。これにより、人員が不要になるだけでなく、今までのスタンプ設置箇所周辺が混雑する状況を避けることに寄与し、来場者の満足度を高めることも期待されているという。
会場内の特定箇所にBeaconを設置しており、専用アプリをスマホにダウンロードした来場者が近づくと、自動的に特典を入手可能。また、アプリのダウンロード数や特典の取得数、取得時間を貯めることで、どのような時間帯にどれくらいの来場者が動くのかといった傾向を確認でき、今後の双方のサービス充実に役立てられるという。
同専用アプリはアジアクエストが7月から開発しており、10月7日の京都サンガF.C.戦から開始を予定している。10月7日から最終戦までの3試合では、大分トリニータ全所属選手の限定画像が手に入る写真集めラリーイベント「選手のレア写真を集めちょくれ!ラリー」を開催。イベント参加者はスタジアム内の該当場所を回ることで、1試合につき約10人の選手画像を取得できるとのこと。