ジャストシステムは7月19日、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「動画&動画広告 月次定点調査(2018年6月度)」の結果を発表した。本調査は、17歳~69歳の男女1100名を対象にしている。
動画の投稿や視聴ができる動画専用SNSについて、スマートフォンユーザーにおける認知率は「YouTube」(81.1%)が高く、次いで「LINE LIVE」(44.3%)、「ツイキャス」(39.1%)、「Ustream」(28.2%)、「Tik Tok」(27.6%)という結果となった。
10代に限定してみると、やはりYouTube(88.3%)が高く、ツイキャス(73.6%)、Tik Tok(71.5%)、LINE LIVE(69.5%)、MixChannel(62.0%)となっている。ほかの世代と比べて、10代はさまざまな動画専用SNSへの認知率が高いとのこと。
YouTubeで動画再生中に表示される広告をきっかけに、そのブランドに対してどのような印象を持ったことがあるかを聞いたところ、「悪印象を抱くことがある」と答えた人は28.6%で、2014年12月度調査(34.9%)と比較すると、6.3ポイント下回る結果となった。
一方、「好印象を抱くことがある」と答えた人は18.5%で、2014年12月度調査(28.9%)と比べ、10.4ポイント減少していることが判明。
テレビの用途については61.4%が「テレビ番組の視聴のみ」に使用。また、ほかの用途で使うことがあっても「テレビ番組を視聴する機会の方が多い」と答えた人は16.8%、「同じくらい」の人は9.4%とのこと。
一方、「ほかの用途で使用する機会が多い」と回答した人は8.4%という結果となった。
テレビ番組の視聴以外でテレビを利用している人に、その用途を聞いたところ、「ゲームやDVDなどの視聴」(56.8%)が最も多く、次いで「Amazonなどの月額制動画配信サービスを利用」(32.7%)、「インターネットを利用」(29.0%)という結果となった。