VIVEトラッカーを腰、足に装着すると、VRChatを起動するたびにキャリブレーションという作業が必要になります。とは言ってもVIVEトラッカーが白く光る玉として表示されているので、アバターの足、腰の位置に合わせてからコントローラーのトリガーを両方同時に引くだけ。慣れれば数秒で終わります。
フルボディトラッキング環境では、頭と両手だけでなく、腰の動きや足の動きまでトレースされるので、寝転んだり、足を上げたりなどの姿勢も再現できます。VRChat内のクラブやカラオケで、素敵な踊りを披露するためには必須の装備と言えます。
今回フルボディトラッキングを初めて体験したのですが、かなり没入感が高まりますね。鏡の前などでいろんなポーズをとると、それがそのまま鏡の中で反映されるので、まるで本当にアバターに変身したかのような錯覚すら感じます。秘められた変身願望が目覚めてしまいそうです。ウフフフ。
VIVE Proならもっと広い空間で広々とVRChatを堪能できる!
今回は諸事情により自宅でVRChatのフルボディトラッキングを試してみましたが、できればもっと広いスペースで体験したいですね。VIVE Proではベースステーション2.0を2台使用することで最大ルームサイズが6m×6mとなります。それだけのスペースを確保するのは日本の住宅事情的には困難ですが、できるだけ広いプレイエリアでVRChatを堪能したいものです!
ソーシャルVRサービスはVRにとってのキラーコンテンツ。せっかくVRChatを始めるなら、フルボディトラッキング環境を用意して、最高の体験を味わってみてください。