さてVRChatでは、PC接続型VRデバイスだけでも体験可能ですが、VIVEまたはVIVE Proを使用している人なら、ポジショントラッキングを可能とするアクセサリー「VIVE トラッカー (2018)」を追加すれば、ほぼ全身を追従する「フルボディトラッキング」ができるようになり、没入感が飛躍的に向上します。
用意する物はVIVEトラッカー3台と、取り付け用の器具。ネジさえ用意すれば自作可能ですが、今回はアスキーのVR担当ハッチのオススメ構成で試してみました。
これがなければ始まらない「VIVEトラッカー」。今回はHTCより3台借用しました。ちなみに価格は1台1万2500円(税込)です
これは腰に装着するためのNewzerol製VIVEトラッカー用ストラップ。Amazonでは3980円で販売されていました。マウントの形状から判断すると、GoPro用のストラップを転用したようです
UTEBIT製ホットシューアダプター。Amazonで4つ入りが848円で販売されています。使うのは2個です
ダイソーで販売されている、穴あきサンダル。価格はご覧のとおり250円です
Newzerol製VIVEトラッカー用ストラップへのVIVEトラッカーの取り付けは説明するまでもありませんね。VIVEトラッカーをネジで固定するだけです。
また、サンダルへのVIVEトラッカーの取り付けもまるで半完成品と思えるほどカンタンです。ホットシューアダプターを分解して、オス側のネジを下からサンダルの穴に通して、メス側のネジで固定すれば準備完了。そのネジにVIVEトラッカーを取り付ければ完成です。ネジを通す穴はどこでもいいですが、重量バランスを考慮するとできるだけ甲の上側に装着したほうが揺れにくいですね。
Newzerol製VIVEトラッカー用ストラップは、マウントを開いている状態でVIVEトラッカーを取り付けてから、角度を直して横のネジを締め上げます
分割されているベルトをつなぎ、腰回りにサイズを合わせたら完成です
ホットシューアダプターはまずふたつに分解
オス側のネジを下からサンダルの穴に通して、メス側のネジで固定します
できるだけ甲の上側に取り付けましょう
まるで純正品のような仕上がりです
これでVIVEトラッカーの準備は完了。ドングルは必要に応じて、マウンターとUSBケーブルに接続します
VIVEトラッカーのドングルは付属のマウンターとUSBケーブルを使用して、PCからなるべく離すようにするとトラッキングが安定する
VIVEトラッカーの電源を入れてSteamVR上でペアリングを行なうと、VIVEトラッカーのアイコンが表示されます
あとはヘッドセットをかぶって、VRChatにダイブするだけです