
マニュライフ生命保険は7月2日、プランライト・アドバイザー(自社営業職員)チャネルで、タブレット端末による保険申し込みの電子化および自動査定を本格的に導入したと発表。
同社の営業職員チャネルでは、2017年1月から全員がタブレット端末(iPad)を携帯。ユーザーのニーズの顕在化をサポートするファイナンシャル・プランニング・ツール「Let’s! Life Plan」を活用したコンサルティングや、専用アプリによる活動管理をするなど、営業活動のペーパーレス化を進めている。
保険の申し込みプロセスの電子化は、2017年6月から一部の営業職員で先行導入されており、7月から、すべての営業職員のタブレット端末で個人向け保険商品の電子申し込みが可能となった。
これまで書面でなされていた申し込み内容の入力、告知、支払方法の登録、および署名などのすべての手続きが、タブレット端末上で完結できるようになる。
電子申し込みでは、入力の不備があると申し込み手続きが完了しないため、申し込み上の不備によって再度手続きする手間を未然に防げるようになった。
また申し込み時に査定する自動査定のシステムにより、契約成立までの期間が大幅に短縮されたという。医務査定結果は、申し込みの場で即時に端末上で表示される。従来のプロセスでは、契約成立まで最短で3日間かかっていたが、最短で翌日の契約成立が可能となる。
同社は今後も引き続き、よりよいサービスの提供と顧客体験の向上に取り組んでいくとしている。
