最新スマートフォンをASCII編集部が外観写真とベンチマークテストでチェックする。
「moto g6 plus」は、モトローラから発売されたミドルハイクラスのSIMフリースマホ。「Moto G」シリーズの第6世代モデルにあたる。
ハイエンド機とも思わせるガラス素材の美しいデザイン
ネットワークも主要3キャリアのVoLTEに対応
注目はデザイン。外観はミドルクラスの「moto g6」と基本的に共通で、ガラス素材を用いたラウンドフォルムの背面はより上位のモデルかと思わせるような高級感を持つ。カラバリはディープインディゴ1色。「インディゴ」は藍色の染料を意味し、パッと見は黒いのに光の加減でやや青みがかって見えるのが特徴的。
スペック面では、Moto Gシリーズで初の18:9の縦長画面を採用。5.7型のmoto g6に対して、本機は5.93型。サイズ的には従来の5.5型モデルに近い感覚。指紋センサーを前面下部に置いている関係上、やや縦長感はあるが、この指紋センサーは従来のモトローラ端末と同様に左フリックで「戻る」、軽くタッチで「ホーム」など端末操作にも利用でき、その点では利便性が高い。
ネットワーク面では対応バンドがLTEで1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/40/41と比較的多く、国内主要3キャリアのVoLTEに対応しているのは大きなメリット。また、DSDS対応で(DSDVではない)、nanoSIM×2+microSDのトリプルスロット仕様だ。
ベンチマーク結果は以下のとおり。600番台のSnapdragonにはAntutu 7で13~14万点台を叩き出す、より高速なものも登場しているので、やや物足りなさも感じるが、普段使いで不満を感じることはない。ストレージのテスト結果はハイエンド機並みでアプリの更新なども実際に高速に感じた。普段使いの快適さにも影響があるだろう。なお、Moto Gシリーズの弱点と言われていた電子コンパス非搭載だが、本機は搭載していることがメーカーからもアピールされている。
カメラは12メガ+5メガのデュアルでRGB+モノクロの組み合わせ。高速AFが可能なデュアルピクセルタイプとのこと。レンズのF値は1.7。
価格は税抜で3万8800円。デザインの高級感を考えると、なかなか魅力的な1台だ。
モトローラ「moto g6 plus」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 5.93型液晶(18:9) |
画面解像度 | 1080×2160ドット |
サイズ | 75.5×159.9×8.1mm |
重量 | 165g |
CPU | Snapdragon 630 2.2GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
OS | Android 8.0 |
対応バンド | LTE:1/2/3/5/7/8/18/19/26/28/38/40/41 W-CDMA:1/2/5/6/8/19 |
DSDS(4G+3G) | ○ |
VoLTE | ○(ドコモ、au、SB) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア12メガ(RGB)+5メガ(モノクロ) /イン16メガ |
バッテリー容量 | 3200mAh |
防水/防塵 | ×/× |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ディープインディゴ |
価格(税抜) | 3万8800円 |
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