ブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨「Kumamoto Volters Coin」発行で地域活性化へ
Bリーグチーム「熊本ヴォルターズ」、プロスポーツ初のICOを計画
2018年06月22日 18時30分更新
熊本バスケットボールは6月21日、プロスポーツクラブとして世界初となるICO(Initial Coin Offering)の実施を計画していると発表した。
熊本バスケットボールは男子プロバスケットボールB.LEAGUE(Bリーグ)に所属するチーム「熊本ヴォルターズ」を運営している。プロジェクトでは、ブロックチェーン基盤のひとつであるEthereumのトークンとしてKVC(Kumamoto Volters Coin)を発行する。
地域イベントや復興支援ボランティアへの参加のお礼としてのポイント、頑張る人々への感謝・応援の形としての投げ銭などのポイント付与を想定。KVCをデポジットとして、パートナー企業や団体の支援などで貯まるプロモーションポイントKSP(Kumamoto Supporter Point)、選手のサインや写真、音声データ等の所有権をブロックチェーン上に記録したDA(Digital Asset)がトークンとして発行される。
これらのトークンをパートナー企業や団体を起点として配布・流通させることで、熊本地震からの復興と地域活性化を支援、若手選手育成支援によるチーム力強化を目指すとしている。