キヤノンは6月12日、「リポビタンDチャレンジカップ 2018」のラグビー日本代表対イタリア代表の試合で、キヤノンの入出力機器を用いた8K映像の伝送実験に成功したと発表。
実験では、同社が開発した8Kカメラ・レンズで撮影したライブ映像を衛生伝送し、キヤノン本社で4K/HDRプロジェクター4台と8K/HDRディスプレーを使って上映することに成功した
従来の8K映像の伝送は8K専用のエンコーダー・デコーダーを使い圧縮した映像信号を光専用回線などで伝送していたが、今回の実験ではパートナー各社の協力のもと、既存の4Kエンコーダー・デコーダー4台セットで圧縮した映像信号を衛星回線で伝送したとのこと。
今後は、スポーツイベントのパブリックビューイングなどでの活躍が期待されるとしている。