昨年3月にアーリーアクセス版をリリースした「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(以下、PUBG)」をきっかけに、ゲーマーのあいだで「荒野行動」や「フォートナイト」などのバトルロイヤルゲームが流行している。
いずれも「1つのフィールドで100人が最後の1人になるまで戦い続ける」というルールのため、まだプレイしていない人たちからすると「興味はあるけど、どれを遊べば良いのか分からない」という状況になりがちだ。
本記事ではゲーム3作品の違いや特徴、ゲームとしての人気や動向を解説する。「長い文章は読みたくない。その時間でゲームしたい」という人のため、まずはPC向け/スマホ向けのおすすめから紹介しよう。
PCなら無料で遊べるフォートナイト
PCゲーマーには「フォートナイト」がおすすめだ。理由はなんと言っても無料で遊べるF2P(フリー・トゥ・プレイ)タイトルであること。
課金要素もアイテム課金などのP2W(ペイ・トゥ・ウィン≒勝つためにお金を払う)ではなく、スキン(ゲームキャラクターの見た目を変えるアイテム)なので、支払った金額の多さは強さに関係しない。ゲームに求められるのはお金ではなくスキルだけという点もゲーマーとしてうれしいポイントだ。
人気を二分するPUBGも面白いのだが、プレイするためにはまず3300円でゲームを購入しなければならない。必要スペックもフォートナイトと比較すると高いため、最初に気軽にさわるゲームならフォートナイト、というのが筆者の結論だ。
スマホは友達が遊んでるなら荒野行動。それ以外はPUBGモバイル
スマホはいずれも基本無料のため金額面では選びにくいが、カンタンな選び方がある。遊ぶ相手だ。
まずモバイル版のフォートナイトは日本ではまだあまり人気がなく、操作にも慣れが必要だ。最初に遊ぶ候補としては「荒野行動」か、5月16日から配信が始まった「PUBGモバイル」のどちらかとなる。
2作のうち、すでに荒野行動をプレイしている友達がいて、一緒に遊ぶ予定があるなら荒野行動がおすすめ。ひとりだけ別のゲームをしてもつまらないだろう。
逆に今からみんなではじめる場合や、友だちとプレイする予定のない人はPUBGモバイルがおすすめだ。
私見では、ゲームとしての完成度はPCゲームを先にリリースしているPUBGモバイルに一日の長があるといえる。よりやり込めるのはPUBGモバイルだろう。
続いて、それぞれのタイトルの違いや特徴について解説していく。