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40タイトル以上のゲームの動作が検証済みで、サポートも24時間

ゲームにおすすめのPCは、詳しくなくても使えるGALLERIA GAMEMASTERがいいよ

2018年05月18日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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「GALLERIA GAMEMASTER GXF」

 負荷が高いタイトルも含む40以上のゲームをサポートするゲーミングパソコン「GALLERIA GAMEMASTER」シリーズは、標準構成からハイスペック。その中でも「GALLERIA GAMEMASTER GXF」は、CPUにCore i7-8700、GPUにGeForce GTX 1070 Tiを搭載。メモリーこそ8GBだが、購入時に16GBへの強化も可能だ。

 今回は、GALLERIA GAMEMASTER GXFについて、3Dグラフィックスのレンダリングやゲーム操作の快適さなどを含め、各種ベンチマークテストを実施し、実力を検証してみた。

 GALLERIA GAMEMASTER GXFのスペックは前回紹介したが、再度おさらいしておこう。CPU-Zを用いた結果は下記の通り。

CPU

メモリー

GPU

 Windowsマシンとしての快適さを測る「WIN SCORE SHARE」を実施したところ、CPU、メモリが9.1、GPUは9.3という高いスコアとなった。ストレージも1TB HDDに加え500GB SSDも搭載しているため、8.2と高めのスコアを記録した。

「WIN SCORE SHARE」の結果

 では、ストレージの速度はどれくらいなのか「CrystalDiskMark」を計測してみたが、SSDはやはり読み書きともに速い。HDDはSSDに比べて遅くはなるものの、読み書きともに200MB/秒に近い数値が出ている。

「CrystalDiskMark」の結果

 続いて、マシンのパフォーマンスやグラフィックス性能などをテストしていく。まずはマシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「PCMark 10」、「3DMark」を用いて性能をチェックしてみた。

 総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は通常作業などのパフォーマンスを計測するためのソフトで、「Home Accelerated」「Creative Accelerated」2種類でチェックした。スコアはHomeが5475、Creativeが8526となった。

ブラウジングやビデオチャットなどの通常作業におけるパフォーマンスを測るHome Acceleratedの結果

3Dゲームや画像処理ソフトなどのパフォーマンスを測るCreative Acceleratedの結果

 PCMark 10はPCMark 8にあった各種テストを統合したベンチマークテスト。アプリ起動やブラウジングでの性能を測る「Essentials」、オフィス製品などでの性能を測る「Productivity」、画像や動画製作などの性能を測る「Digital Contents Creation」、ゲームの性能を測る「Gaming」の4種類がチェックできる。

PCMark 10 Extendedでのテスト結果

 スコアはEssentialが9049、Productivityが5889、Digital Contents Creationが4946、Gamingが14591だった。Gamingはもちろん、それ以外でも高いスコアを記録している。GALLERIA GAMEMASTER GXFは総合的にみても高い性能を持つマシンであるといえる。

 CPUの性能はどうだろう。実際の3Dグラフィックスのレンダリングなどのベンチマークテストで、CPU性能などが計測できる「CINEBENCH」でチェック。グラフィックスAPIのOpenGLは145.49fps、CPUの性能テストでは1372cbという結果となった。CPUのスペックは前モデルのCore i7-7700と比べると150%以上の性能比となっている。

OpenGLのテスト結果

CPUのテスト結果

 ゲーミングパソコンとして1番気になるのはやはりゲームに関わってくるGPUの性能だろう。そこで、3DMarkによるテストを実施した。スコアは「Fire Strike」で17543、「Sky diver」で41226、「Time Spy」で6730となった。GALLERIA GAMEMASTER GXFのGPUはGeForce GTX 1070 Tiだが、GeForce GTX 1080搭載マシンと比べるとさすがに低いものの、それに迫るスコアを叩き出した。

Fire Strikeの結果

Sky diverの結果

Time Spyの結果

 では、実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲームのベンチマークで本機のパフォーマンスを見てみよう。まずは「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者」ベンチマークから。今回は1920×1080ドット、フルスクリーン設定で、高品質と最高品質にしてテストした。

 結果は、高品質が15693、最高品質が15412という結果に。最高品質でも非常に快適という結果だったため、ファイナルファンタジーXIV程度の負荷のMMORPGであれば、まったく問題なく遊べるだろう。

1920×1080ドット、高品質、DirectX 11、スコア15693

1920×1080ドット、最高品質、DirectX 11、スコア15412

 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」は、ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者よりも高い負荷がかかり、より高い描画能力が求められる。このベンチマークでは快適に遊ぶ目安が6000ポイント以上となっているが、GALLERIA GAMEMASTER GXFでは高品質で7000ポイントを超えるため、こちらもフルHDであれば快適にプレーできるだろう。

1920×1080ドット、標準品質、スコア9683

1920×1080ドット、高品質、スコア7362

 以上のベンチマークテストの結果から、「GALLERIA GAMEMASTER GXF」はゲーミングパソコンとして文句のないレベルだといえるだろう。加えて、40タイトル以上のゲームの動作が検証済で、サポートも24時間。購入したその日からすぐに快適にゲームができる本機であれば、オンラインゲームを遊ぶためにどのくらいのスペックが必要かわからないという初心者から、e-Sportsなどに挑戦する上級者まで、多くの人が納得できるパソコンだ。ストレスを感じずに遊びたいという人にはうってつけだろう。

試用機の主なスペック
機種名 GALLERIA GAMEMASTER GXF
CPU Core i7-8700(6コア/HT対応/定格3.20GHz/TB時最大4.60GHz/L3キャッシュ12MB)
メモリー 8GB PC4-21300(DDR4 SDRAM、4GBx2) スロット数4のうち2スロット使用
GPU GeForce GTX 1070 Ti(8GB GDDR5)
ストレージ 500GB SSD+1TB SATA 6Gb/s(SATA III)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
接続端子(前面) USB 3.0端子×4、マイク入力、ヘッドフォン出力
接続端子(背面) USB 2.0端子×2、USB 3.1 Gen1端子×2、USB 3.1 Gen2(Type-A)端子×2、DVI-D、HDMI、DisplayPort×3、マイク入力、ライン入力、ライン出力、有線LAN端子、PS/2端子
電源 600W 静音電源((80PLUS TITANIUM/ATX-1860)
サイズ およそ幅210×奥行490×高さ450mmで
重量 12.5kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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