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システムリソースが限られるIoT向けデバイスをホワイトリストで保護

コンテックのIoT向け組み込みコンピューティングに「McAfee Whitelist Solution」が標準搭載

2018年05月09日 14時45分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「BX-825」(右)

 マカフィーは5月9日、コンテックのIoT用途向け組み込みコンピューティング「BX-825」に「McAfee Whitelist Solution」が標準搭載されたと発表した。

 コンテックは産業用組み込みコンピューターや制御・計測装置、産業用LAN/無線通信機器を製造するメーカー。さまざまなIoTアプリケーション向けソリューションを提供しているが、限られたシステムリソースで強固なセキュリティーを搭載するのは難しいという。

 McAfee Whitelist Solutionは、ホワイトリストのインベントリ機能でアプリケーション関連のファイルの検出・管理を行ない、アプリケーションの状態(正常/不正/不明)別に自動的にグループ化。正常な状態で、かつホワイトリストに登録されているアプリケーションだけを実行許可するため、未知のマルウェア攻撃を阻止することができ、コストやパフォーマンスに優れているとしている。また、さらに、McAfee Whitelist Solutionが、組み込みコンピューター向けOSであるMicrosoft Windows 10 IoT Enterpriseをサポートしているのも採用の決め手となったという。

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