デルは4月27日、法人向けPCポートフォリオを発表した。刷新されたLatitudeノートPCや高い処理能力を持つOptiPlexデスクトップ、All-in-Oneなどのラインアップが更新された。
15型の2in1モデル「Dell Precision 5530 2-in-1」は、従来のモバイルワークステーションよりも小型軽量化され、第8世代インテルCoreプロセッサーやNVIDIAグラフィックスの搭載により高いワークロードにも対応。
ノートパソコンの「Latitude」も刷新。ノートPCと2in1の2つのラインアップで展開され、インテル第8世代CoreプロセッサーとNVIDIAグラフィックスによる機能強化に加えてさらに小型化、デザイン性やセキュリティー機能、管理機能、バッテリー機能などが強化されている。
デスクトップPC「OptiPlex」では、新モデルとして液晶一体型「OptiPlex All-in-One」が追加される。第8世代インテルCore vProプロセッサーやインテルOptaneメモリーといったパフォーマンスを高めるスペックを投入。27型/23.8型/21.5型が用意される。
このほか、OptiPlexのラインアップにはタワー型PCやマイクロデスクトップがラインアップされ、企業ユースのパフォーマンスに加えて製造業のニーズに適合する信頼性・耐久性を併せ持つ産業用グレードのモデルもラインアップ。また、ディスプレーとして新たに超狭縁ベゼルを採用することでマルチディスプレー環境にも使いやすい「Pシリーズ」が投入される。
米国での発売スケジュールおよび価格は、「Dell Latitude 5491/5591」が899ドルと999ドルで5月17日発売、そのほかのPCは5月22日発売で「OptiPlex 7460/7760」、「OptiPlex 5260 All-In-One」は1069ドルより、「OptiPlex 3060/5060/7060」は499ドルより、「Optiplex XE3」649ドルより、「Dell Precision 3530/5530/7530/7730」は1049ドルより、「Dell Precision 5530 2-in-1」の価格と発売予定は近日中に発表予定。ディスプレーのPシリーズは6月25日の発売となり、価格は229.99ドルより(一部日本では発売されないモデルを含む)。