油没スティックPCのその後
アスキーにはもうひとつ油没PCがある。それが油没スティックPCだ。これはIntel Compute Stick「STK2M364CC」を使用し、2016年10月から2018年4月まで、エンジンオイル「モービルワン」に沈んでいる。
こちらは2018年1月の自作PCオフ会に展示するために起動テストをしており、それをクリア。また2018年4月にも起動を確認している。
得られた知見としては、USB Type-Cがとても抜けやすくなっていたことだ。HDMIやmicroUSBは問題なかっただけに意外なのだが、これは接続後にUSB Type-Cポートに対して、軽いペンチなどで圧力を加えておくと回避できる。
そんなわけで、油没をやってみようかなという読者諸兄においては、わりとなんとかなるので、余っている古いパーツでエンジョイしてみてほしい。なお「A10-6800K」さんは、世界で唯一の27ヵ月くらい油に浸かって生還したAPUとして末永く保管する。お疲れ様でした。