NVIDIAのGPUを仮想環境で利用して低コストで快適なVDIを構築可能
レノボ、仮想GPU・仮想デスクトップ環境の販売に向けシトリックスと協業
2018年04月17日 14時00分更新
レノボ・ジャパンは4月17日、無償仮想化ソフトの仮想GPUソリューションにおいて、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズとシトリックス・システムズ・ジャパンが販売に向けた協業を開始すると発表した。
仮想環境デスクトップソリューション(VDI)市場が成長しているが、Windows 10ではローカルPCのGPU使用を前提に設計されている。Lenovo ThinkAgile HXシリーズで動作するOS「Nutanix AOS」では、最新リリース5.5でAHVがNVIDIA GPUに対応。vGPU(仮想GPU)を利用することで価格性能比の高い快適な仮想環境ソリューションを構築できるという。
レノボでは、Lenovo ThinkAgile HXシリーズ上で稼働する無償の仮想化ソフト「Acropolis Hypervisor(AHV)」と、シトリックスが提供する「XenDesktop」を組み合わせた動作検証を実施。動作検証に基づいた推奨構成を策定し、リファレンス・アーキテクチャー・サイト「太鼓判シリーズ」としてウェブで公開した。また、ThinkAgile HXシリーズのGPU搭載モデルとともにNVIDIA GRIDソフトウェア・ライセンスをワンストップで提供する。