LINEと野村ホールディングスは3月28日、証券ビジネスを中心とした金融事業における業務提携の検討開始に関し、両社間で基本合意書の締結を発表した。
両社または子会社、もしくは関連会社が共同で出資する会社を通じて、LINEのプラットフォーム上で非対面証券ブローカレッジおよび証券投資コンサルサービスの提供を目指す。
最終契約の締結とそれに伴う共同出資会社の運営体制は、5月末までを目途として決定する予定。開示すべき事項が発生した場合には速やかに公表するという。
LINEは既存ユーザー層の金融サービスへのニーズに対し、豊富なユーザーベースとユーザービリティーの高いUI/UXを持っている。一方野村グループは培ってきた金融ビジネスのノウハウを持つ。合意書の締結にあたり、両社の強みを活かし、新しい金融サービスを提供したいと考えたとのこと。