撮影:adrian8_8
シンクタンクの産労総合研究所が27日、「2018年度(平成30年度)新入社員のタイプ」を発表。SNSを活用してグループの協力関係を作りスピーディーに活動する姿をチームパシュートに見立て「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」と名づけました。なお昨年まで「新入社員のタイプ」を発表していた日本生産性本部は今年から発表をやめており、今回の産労総合研究所とは別物です。
●産労総合研究所発表「新入社員のタイプ」
「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」
—SNSを活用してグループの協力関係を作りスピーディーに活動—
オリンピックで金メダルを獲得した女子チームパシュート。3人が順序を入れ換えながらリンクを疾走する姿が記憶に残る。今春の新入社員は、ここ数年続く売り手市場傾向を追い風にスピーディーに就職活動を終えることができた。ひところの就職「氷」河期とは様変わりである。とはいうものの、学生にとって就活は学生時代の一大事業であることに変わりはない。少数の仲間同士でSNSを活用し、綿密な情報交換で協力関係を構築し、内定というゴールをめざした。就活は短期決戦だったが、入社すればおよそ40年もの長期戦である。自分なりのテーマをもって仕事をする努力を怠れば周回遅れも。
●参考:日本生産性本部発表「新入社員のタイプ」
平成29年度「キャラクター捕獲ゲーム型」
平成28年度「ドローン型」
平成27年度「消せるボールペン型」
平成26年度「自動ブレーキ型」
平成25年度「ロボット掃除機型」
平成24年度「奇跡の一本松型」
平成22年度「ETC型」
平成21年度「エコバッグ型」
平成20年度「カーリング型」
平成19年度「デイトレーダー型」
平成18年度「ブログ型」
平成17年度「発光ダイオード型」
平成16年度「ネットオークション型」