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Xperia XZ Premiumロングランレポート 第38回

ドコモの新サービス「パケットパック海外オプション」をXperia XZ Premiumで使った

2018年03月23日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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 「Xperia XZ Premium(SO-04J)」と一緒に、取材のため中国の深センに行ってきました。海外での通信は現地のプリペイドSIMを使うか、ローミングSIMを使うことが多いのですが、現地の滞在日数が短いことと、中国はインターネットの閲覧規制が厳しいため、今回はドコモのローミングで通信をすることに。

「Xperia XZ Premium(SO-04J)」でドコモのローミングを使う

 以前もドコモのローミングを使ったレポートは記事化していますが(関連記事)、そのときに使った「海外1dayパケ」は現在受け付け終了。さらにアメリカや中国が対象となっていたデータ通信速度無制限のキャンペーンも終了しています。

 そこで今回は、新しく始まった「パケットパック海外オプション」を使うことに。980円/日と利用料金は「海外1dayパケ」と同じですが、利用できるデータ量は「海外1dayパケ」は無制限だったのに対し、「パケットパック海外オプション」は日本で契約しているパケットサービスと共用になります。ただし「海外1dayパケ」の場合、データ通信速度無制限なのはキャンペーン対象の数ヵ国だけで、それ以外の国は30MBまでとあまり実用的ではありませんでした。

 その点「パケットパック海外オプション」は、日本で契約しているパケットサービスのデータ量内ならどの国でも高速通信が可能なので、より実用的と言えます。

 「パケットパック海外オプション」を使用するには、まずサービスの申し込みをしておきます。これはマイドコモから申し込みできるので渡航前に申し込んでおきましょう。ちなみに「海外1dayパケ」に加えて、2980円でデータ通信制限のない「海外パケ・ホーダイ」と現在3つの海外データ通信サービスがドコモにはあることになりますが、契約できるのはどれかひとつだけ。今まで「海外1dayパケ」を契約していたユーザーは、「海外1dayパケ」を解約して「パケットパック海外オプション」を申し込むことになります。

マイドコモから「パケットパック海外オプション」を申し込む

「海外1dayパケ」は解約となり、以降は契約できない

 一度申し込んでしまえば準備OKです。あとは海外に到着してデータ通信ができるようになったら、設定アプリから「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」へアクセスして「データローミング」をオンにします。

設定からデータローミングをオンにする

 データローミングをオンにするとデータ通信がスタートして、「パケットパック海外オプション」のページが自動で表示されます。この時点ではそのほかの通信はできず、課金も始まっていません。

データローミングをオンにすると、設定画面に自動で切り替わる。

 あとは「利用開始」ボタンをタップすれば、サービスがスタートします。利用開始ボタンを押してから24時間が有効期限。その間、高速データ通信が利用できます。ちなみに24時間が終了すると自動で停止します。引き続き利用したい場合は24時間ごとに「利用開始」ボタンを押す必要があります。

カウントダウンがスタートして、24時間まで利用可能

 「利用開始」ボタンを押さなければ、データローミングをオンにしていても課金されないので安心。寝ている時間にオフになるようにしたり、滞在時間に合わせて利用開始時間を上手く調整すれば、かなりおトクに海外で通信ができます。

現地での通信速度は下り24.7Mbpsだった

 別途アプリからの操作やコマンドの入力が必要なく、初回に申し込みだけで簡単に使えるので、従来のサービスよりもかなりカンタンです。海外へ出かける機会が多いドコモのXperiaユーザーは、申し込んでおいて損はないと思います!

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