Skyhigh Networks買収にともなう初の両社共同ソリューション
マカフィー、Microsoft Azure向けの包括的クラウドセキュリティーソリューションを発表
2018年03月16日 17時00分更新
マカフィーは3月16日、Microsoft Azure向けクラウドセキュリティーソリューションを発表した。
クラウド環境向けセキュリティー・ソリューション「McAfee Cloud Security Platform」を拡張、Microsoft Azureの包括的な保護を可能とするもの。クラウドセキュリティーソフトウェアを専門とするSkyhigh Networksをマカフィーが買収したことによる初の両社共同ソリューションという。
今回、新たに「McAfee Skyhigh Security Cloud for Azure」の提供を開始するとともに、Azure向けの「McAfee vNSP」を3月末までに開始する予定。なお、「McAfee CWS」は今年初めからAzure向けに利用可能になっている。
McAfee Skyhigh Security Cloud for Azureなどを含むMcAfee Cloud Security Platform for Microsoft Azureは、Microsoft Azureのセキュリティー設定をセキュリティーのベスト プラクティスに基づいて監査し、コンプライアンスを満たしていないセキュリティー領域を特定し、セキュリティー上のリスクを削減するための具体的な対策を提案。ユーザーや管理者の行動に関する完全な監査履歴を取得、インシデントが発生した後の迅速なフォレンジック調査を支援するとともに、高度な脅威の拡散を監視。データサイエンスや機械学習を活用し、内部脅威や感染アカウントを検知などの機能があるという。