背負い続けて1ヵ月! 俺のoff tocoはココが凄い
ここからは筆者が「カメラバックパック ハイグレードモデル」を1ヵ月以上使い込んでみたレポートをお届けしよう。先述の通り、カメラもパソコンも持ち運べるオールマイティーなバッグが欲しかったので、「カメラバックパック ハイグレードモデル」をチョイスした。
LサイズとMサイズがあるが、当初Mサイズのほうが電車に乗るときにちょうどいいかなと思っていたのだが、収納力の高いLサイズも捨てがたく、じつはいまでも悩んでいる。最近は、ネットでサクッと購入できるが、やはりこういうバッグ類は、店舗へ行って実際に身に着け、収納力を確認した上で購入したほうが絶対に後悔せずに済む。
LサイズとMサイズは、基本的にはサイズが一回り大きいぐらいなので、電車に乗る際もさほど支障にならない。どちらかと言えば、カメラを収納した状態で「上段の収納スペースにどれだけ物を入れたいか?」によるだろう。上段収納スペースには、小物を収納しやすいようにメッシュポケットやファスナーポケットが用意されていて、気持ちよく収納できる。Lサイズのほうにはキーフックまで用意されている。ポケットの数としては変わらないが、ポケットの深さが違う。
カメラの取り出しは、肩に掛けたまま、両サイドの収納口のファスナーをサッと下ろすだけ。そこから手を突っ込んで出し入れできるので、非常にラクだ。このときインナーケースには両側に開閉のファスナーがあるが、ここを開いた状態でバッグに収納するのがポイント。そうすることですぐに取り出せる仕組みだ。
インナーバッグを取り出して普段使いする際も、下段の収納口が両サイドにあるため、一気室でも二気室でも収納物を取り出しやすく、これが使いやすさに直結する。A4サイズのファイルを持ち運ぶなら、一気室で使うのがオススメだが、クリアファイルに挟む程度の枚数なら、パソコン収納スペースにも入るので、二気室のまま使うのもあり。
これからの季節は、寒かったり暑かったりするので、下段に脱いだ上着を収納しても、上段の荷物は上着をかき分けずにアクセスできるため、使い勝手がとてもいい。夏はタオルやペットボトルが鉄板だろう。
ポケットの多さもポイント。前面に2つ、背面にも2つ、底面には雨除けカバーが収納されているが、ポケットとしても利用できる。ショルダーベルトには着脱式のポーチも備わっており、とにかく収納スペースが豊富。内装色が明るい仕様なのも、収納物が見やすいので、とても助かっている。
背負い心地も、ショルダーベルトの調整やチェストベルトにヒップベルト、さらにロードリフトストラップと、背負いかたに合わせて調整できるので、ラクな態勢で背負える。背面にはEVA製のクッション材が採用されており、背中に当たる部分の負担を軽減してくれる。また、底面はハイパロンゴムにより耐久性が高く、バッグを直接地面に降ろしても安心だ。
三脚を固定できるベルトや旅行時に便利なキャリーバー差し込みにも対応していて、とにかくあらゆる状況のことを考えられて作られた気遣いがとてもうれしい。1ヵ月以上使っているが、もうほかのバッグには替えたくないぐらいよくできている。