消費電力が抑えられ公称8時間駆動とバッテリーもやや長持ち
「Swift 5」は1キロ切りと14インチ最軽量クラスで16万円台とリーズナブル!
2018年03月08日 11時30分更新
大多数の人にとって、ノートPCの購入理由は、大きく分けて2つではないだろうか。ひとつはデスクトップPCの代わりとしてノートPCを利用するというもの。そうした需要には、ゲーミング向けモデルなど、高スペックだがサイズが大きく重い製品が用意されている。
もうひとつが外出先など場所を選ばずにPCを使用したいというもので、そうしたニーズに応える製品としては、ビジネス向けを中心に軽量でコンパクトなノートPCが多く見られる。
エイサーの「Swift 5」(型番:SF514-52T-H58Y/B)も後者のような可搬性に優れたノートPCで、重量がわずか970gと1kgを切る軽さが魅力的な製品である。では、このSwift 5はどんなポテンシャルを備えたノートPCなのか、詳しく見ていきたいと思う。
Swift 5(SF514-52T-H58Y/B)の主なスペック | |
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液晶ディスプレー | 14インチ(1920×1080ドット) |
CPU | Core i5-8250U(4コア/8スレッド、1.6~3.4GHz) |
メモリー | 8GB(LPDDR3-1866) |
ストレージ | 512GB SSD |
無線LAN | Intel「Dual Band Wireless-AC 7265」(IEEE802.11a/b/g/n/ac) |
サウンド | Realtek製High Definition Audio (Dolby Audio Premium搭載) |
インターフェース | HDMI出力、USB3.1 Type-C、USB3.0×2ほか |
公称駆動時間 | 8時間 |
サイズ/重量 | 329(W)×228(D)×14.9(H)mm/970g |
OS | Windows 10 Home(64ビット版) |
実売価格 | 16万700円前後 |
13.3インチサイズに14インチ液晶を搭載
コンパクトながらも機能性は抜群
まずは、Swift 5の外観から紹介していこう。その外観は、メタリックブルーでまとめられた筐体に金色のAcerロゴやヒンジがアクセントとなり、落ち着いた雰囲気の中にも少し豪華な印象を受ける。カバーにはマグネシウムリチウム合金を採用し、耐久性の高いつくりも好印象だ。
サイズは329(W)×228(D)mmといわゆる13.3インチクラスで、厚さはディスプレーを閉じた状態でも14.9mmと非常に薄い。重さも前述のとおり970gと軽量なため、やすやすと持ち運ぶことが可能で、どこかに置かずとも、片手で本体を保持してキー入力を行うこともまったく苦にならない。
ディスプレーにはノングレアタイプのタッチスクリーンに対応した14インチIPS液晶パネルを採用。このタッチスクリーンだが、Swift 5の可搬性の高さと親和性が高く、操作性は抜群だ。そして、この液晶パネルは、視野角は最大170度を誇り、どのアングルから見ても画面の色彩は損なわれていない。
また、ディスプレーには「Acer Color Intelligence」という独自機能を搭載しており、ガンマと彩度がリアルタイムに動的に調整され、場面に応じた最適な画質が提供される点は評価できる。さらに「Acer BluelightShield」によりブルーライトがカットされ、長時間使用時でも目の疲れが低減される点は非常にありがたい。なお、解像度は14インチで1920×1080ドットまで対応しており、画面が狭いと感じることはまずないだろう。