Twitter Japanは2月22日、複数アカウントを用いて特定ツイートを人為的に水増しする行為を禁止すると公式の開発者ブログで公表した。
Twitterでは複数のアカウントが同じ内容でツイートする行為がよく見られる。複数アカウントを自動処理(ボット)でツイートする行為だが、広告的な使い方がなされているほか米国を含めた選挙などの際には主張を広めるために利用されることも多く、 Twitterにおける会話を害するとして禁止されることになった。
具体的には、複数アカウントに実質的に同じコンテンツを一斉ツイートする行為、複数アカウントでも同時に「いいね」やリツイート、フォローする行為がこれにあたる。
ツイートを自動化するアプリを用いて時間設定で予約投稿する場合もあるが、それが複数アカウントで内容がほぼ同時、一斉に行なわれれば禁止となる。Twitterでは、アプリケーションなどによって同種の行為を行なっているユーザーは3月23日までにルールを守る動作に変更することを求めている。ただし、天候や地震、災害などのツイートに関しては認証済みの複数アカウントから配信や共有可能という。