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マイニングに最適な光るThermaltakeの1200W電源は管理もラク

2018年02月21日 11時00分更新

文● 林佑樹(@necamax)編集●ジサトラカクッチ

提供: ASK

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連続負荷でもヘコたれず優秀な変換効率!

 電源ユニットに実際に負荷をかけ検証してみた。時間と部材の関係でリグを用意できなかったのだが、カタログスペック通りの傾向を確認できた。テスト環境は以下の通り。

検証環境
CPU Core i7-7820X
M/B ASUS PRIME X299-A
メモリー 32GB DDR4-2400 SanMAX 8Gラ4
GPU Radeon RX Vega 64、GeForce GTX 480
ストレージ Samsung 960 EVO MZ-V6E500B/IT

 といった環境をテストモデルとし、UEFIからEZ System TuningでGamingにモードを選択、Radeon RX Vega 64もWattmanでパフォーマンスモードに変更している。GeForce GTX 480もあるマルチGPU環境となっているが、これはRadeon RX Vega 64のみだと、高負荷時において微妙にWatts up?Pro側で600Wを越えてくれなかったので、たまたま目に入ったGeForce GTX 480をセットし、その待機電力を上乗せしたためだ。といったことから、ゲーミング用途であれば、850W版で充分である。

GeForce GTX 480はステキな消費電力という思い出いっぱいだが、それよりも上なRadeon RX Vega 64

外部計測にはWatts up?Proを使用した

 負荷は「OCCT Pro 4.5.2」のCPU:OCCTと「FurMark 1.20.0」を同時に実行し、CPU使用率とGPU使用率を100%にした。まずこの状態で1時間の放置をして、動作に問題がないかを確認。当然ながらGPUが爆音状態となったが、エラー落ちはナシ。アプリ上の最大消費電力は571W、変換効率は93%と表示されており、Watts up?Proでは615Wだったのでカタログスペックと一致している。電源使用率50%における値としては実に良好な結果だ。マイニング時には、電源使用率80%台に到達すると思われるが、連続負荷チェックでへこたれる様子もなかったことを考えると、よりタフな状況でも役目を果たしてくれるだろう。

ソフトウェア側で571W前後をうろうろしているところ。変換効率93%と表示されているほか、ファンの回転数の低さと温度からも発熱の低さがわかる

上記スクリーンショットとほぼ同タイミングのWatts up?Pro。こちらは615Wだった。7%ロスで約571Wなので、カタログスペック通りであるのを確認できた(厳密には1%上回っているが)

ほぼアイドル時は137Wとなり、変換効率88%と表示された。850W版で組んだ場合、ゲーム以外でのよくある負荷時の消費電力に近いので、参考までに

(提供:ASK)

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