連続負荷でもヘコたれず優秀な変換効率!
電源ユニットに実際に負荷をかけ検証してみた。時間と部材の関係でリグを用意できなかったのだが、カタログスペック通りの傾向を確認できた。テスト環境は以下の通り。
検証環境 | |
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CPU | Core i7-7820X |
M/B | ASUS PRIME X299-A |
メモリー | 32GB DDR4-2400 SanMAX 8Gラ4 |
GPU | Radeon RX Vega 64、GeForce GTX 480 |
ストレージ | Samsung 960 EVO MZ-V6E500B/IT |
といった環境をテストモデルとし、UEFIからEZ System TuningでGamingにモードを選択、Radeon RX Vega 64もWattmanでパフォーマンスモードに変更している。GeForce GTX 480もあるマルチGPU環境となっているが、これはRadeon RX Vega 64のみだと、高負荷時において微妙にWatts up?Pro側で600Wを越えてくれなかったので、たまたま目に入ったGeForce GTX 480をセットし、その待機電力を上乗せしたためだ。といったことから、ゲーミング用途であれば、850W版で充分である。
負荷は「OCCT Pro 4.5.2」のCPU:OCCTと「FurMark 1.20.0」を同時に実行し、CPU使用率とGPU使用率を100%にした。まずこの状態で1時間の放置をして、動作に問題がないかを確認。当然ながらGPUが爆音状態となったが、エラー落ちはナシ。アプリ上の最大消費電力は571W、変換効率は93%と表示されており、Watts up?Proでは615Wだったのでカタログスペックと一致している。電源使用率50%における値としては実に良好な結果だ。マイニング時には、電源使用率80%台に到達すると思われるが、連続負荷チェックでへこたれる様子もなかったことを考えると、よりタフな状況でも役目を果たしてくれるだろう。
(提供:ASK)