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どっちがいい? SEOの観点から新規ドメインと中古ドメインを比較してみた

2018年02月08日 16時29分更新

文●PLAN-B

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新しいWebサイトを立ち上げるときに必要なドメイン。新しいドメインと中古のドメインどちらがいいのか、SEOの観点からメリットもデメリットを紹介します。
  • 「新規サイトにおいて有効なのは中古ドメイン?新規ドメイン?」
  • 「会社設立に伴いホームページを立ち上げしたい」
  • 「新規メディアサイトを作成したい」
  • 「サイトも古くなってきたし、サイトリニューアルしたい」

新しくサイトを作るにあたって、ドメインは必要不可欠です。一昔前まではSEOにおいて中古ドメインが効果的という傾向がありました。しかし、今はGoogleのアルゴリズムも進化しており、中古ドメイン、新規ドメイン両方にそれぞれメリット・デメリットがあると考えられるようになっています。

今回はそんな中古、新規のドメインのそれぞれの違いと使い方をご説明します。

そもそも中古ドメイン、新規ドメインとは?

過去にも使用されていたドメインは中古ドメイン、新しく発行されたドメインは新規ドメインと呼ばれます。

中古ドメインは過去に第三者によって運営されたドメインであり、売却することによって新たな運営者へ運用歴ごと引き継がれます。新規ドメインは初めて作られたドメインで、運営履歴がない状態です。

中古ドメインと新規ドメインそれぞれメリットやデメリットを持っているので、目的に合わせて選び、上手く運用していくことが重要なポイントになります。

中古ドメインのメリットデメリット

01:中古ドメインのメリット

中古ドメインを選ぶメリットとしては、何よりもこれまでの運営履歴があり、これまでの評価を引き継げるという点が挙げられます。

サイトの評価を下すための要素はさまざまですが、まだ若いドメインであると評価を受けるための要素をそろえるには時間がかかってしまいます。中古ドメインであれば、評価までの時間を短縮したいときに役立ちます。

02:中古ドメインのデメリット

中古ドメインは数多く存在しており、それぞれの運営の歴史に違いがあります。ドメインによっては、前回の悪い評価を引き継いでしまうというデメリットが発生する場合もあります。

(中古ドメインの運用履歴がデメリットとなる代表例)

  • アダルトサイト
  • 違法サイト

運用歴のデメリットを避けるためにも、中古ドメインについては過去のサイト状況を確認できるツールを使って調査する必要があります。

03:中古ドメインの調査方法

【waybackmachine】
https://archive.org/web/
過去のサイト状況を確認できるサイトです。購入を考えているドメインを記入すると、そのサイトを確認することができます。

過去のページ画面を確認

新規ドメインを取得するメリット・デメリット

01:新規ドメインのメリット

新規ドメインのメリットは、サイトテーマと合ったオリジナルのドメインを取得できるという点です。

例えば、新商品を市場にリリースする際に商品名をドメインに入れたり、会社設立時に会社名をドメインに入れたりすると、固有名詞としてサイト名を覚えてもらいやすいというメリットが考えられます。

ブランドや地域名、サービスのイメージを連想させる要素として、ドメインへのこだわりは必要であるといえます。

補足

将来性があるということで、新規ドメインは話題になっています。これまでは「.com」や「co.jp」、「.info」、「.net」が主に使用されていましたが、「.コム」という風に日本語のドメインも生まれています。
残念ながら、海外で使用ができない、メールアドレスとして使用する際に表示が崩れてしまうというデメリットもありますが、より独自性をアピールでき、口頭で伝えやすく、覚えやすいため、知名度の向上に役立てられます。
今まで運用されていた中古ドメインとは違い、新たな歴史を作ることができるという点で、新規ドメインには可能性が秘められているといえます。

02:新規ドメインのデメリット

新規ドメインのデメリットは、Googleの検索エンジンから評価を受けるのに時間がかかる点です。

運用歴がないため、ソーシャルメディア等を使ってユーザーを増やしたり、コンテンツを増やしたりすることを中心にSEO対策を進めていく必要がありますが、これらは短期間で成果を実感することは難しいといえます。
このため、新規ドメインの利用を考えている場合は、サイト構築にかけられる時間は充分にあるかも一緒に考えておきたい点です。

03:ドメイン取得費用について

ドメイン購入費用については、中古ドメインが評価に対する価値に比例して、新規ドメインより高くなる傾向があります。新規ドメインが年額千円程度に対して、中古ドメインの中には10万円ほどかかるドメインも見られます。

多くの被リンクを獲得し、高い評価を得ている中古ドメインの価格が高騰するため、サイトを育てる時間や手間、費用を考えて中古ドメイン、新規ドメインのどちらを利用するか検討しましょう。

まとめ

以上、中古ドメインと新規ドメインについてご紹介しました。

中古ドメインは良質なサイト評価を引き継げる場合はメリットとなるものの、悪質なサイト評価があった場合はデメリットとなります。

新規ドメインは100%マッチのドメインを取得でき、1からサイトを作りあげることができるメリットがある一方で、SNSやSEOを行った集客施策の効果を実感するには時間がかかってしまうデメリットがあります。

検索意図に沿ったコンテンツを作り、更新を促進していくことで唯一無二のWebサイトを作り、新たな運用歴を築き上げることがもっとも重要といえます。

※この記事は「SEOに有効なのは中古ドメイン?新規ドメイン?|それぞれの効果やメリットを考える」の転載です。
タイトルおよびリード文はWPJ編集部によるものです。

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