4K解像度のディスプレー接続をエミュレートできる、ディスプレーエミュレータの格安モデル「HDMI 2.0 ディスプレイエミュレータ」(型番:ZHY-1)が東映無線ラジオデパート店にて販売中。価格は1280円だ。
HDMIポートに接続し、高解像度ディスプレーに接続しているように認識させることができる、ディスプレーエミュレーター。同様のアイテムは昨年末にも発売(実勢価格2480円前後)されているが、さらに安価に購入できるようになった。
基本的には、サーバーマシンやマイニングマシン、ヘッドマウントディスプレーのベースマシンといった、主に仮想環境で運用される場合に有用なアイテム。こうした環境では低解像度の小型ディスプレーが接続されていたり、そもそもディスプレーが接続されていない場合も。その際はリモート環境でも低解像度での操作を強いられるが、このエミュレーターがあれば、高解像度出力を“偽装”することができる。
コネクターはHDMI(オス)のみのシンプルなアダプターで、最大解像度は3840×2160ドット、リフレッシュレート60Hzに対応。OSはWindows/Mac OS/Linuxなどに対応する。また、「オーディオスプリッターを使用すれば、HDMI音声を分離させることもできる」(ショップ)という。
ショップによる保証は1週間の初期不良対応(物理故障限定)のみ。ややニッチな層に向けたアイテムだが、仮想環境のリモート操作を日常的に行なっている人には、垂涎のアイテムといえそうだ。