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AI自撮りがウリのOPPOが看板スマホ「R11s」を国内投入

2018年01月31日 19時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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 アジアでナンバーワン、中国とグローバルで4位のスマホシェアを誇る中国メーカーのOPPOが今日31日、新端末の記者会見を行ない、日本に上陸した。端末のレビューはすでに掲載しているが(関連記事)、当記事では発表会の様子をお届けする。

 まずはOPPOがどのように成長してきたのかを、OPPO Japan 代表取締役 鄧 宇辰(トウ ウシン)氏がプレゼンテーションした。インカメラの性能にこだわり、若者の意見を積極的に取り入れた戦略で、OPPOはアジアでトップに、グローバルでもサムスン電子、アップル、ファーウェイに続く4位に食い込んだと説明。ただ、日本には創業100年を越えるメーカーが2万社以上あり、とくにスマホではシェアの約半分がiPhoneである。その中で生き残る難しさもあるが「グローバルでここまで成長してきた経験を活かし、長く成長していきたい」と意気込みを語った。

ブランドのプレゼンテーションを行なった、OPPO Japan 代表取締役 鄧 宇辰氏

端末のプレゼンテーションをしたOPPO Japan 取締役 河野謙三氏

アジアの若者の間では、スマホと言えば「OPPO」だという

毎年カメラに関する革新的な技術を投入している

 鄧氏はさらに「OPPOのスマホはカメラ性能を追求してきた。中国や東南アジアではカメラスマホとして人気です。R11sではAIを搭載し、弊社の膨大なデータベースの中から性別や年齢、肌の色などを分析して補正してくれます。InstagramなどのSNSを積極的に使っている若者に手に取ってほしい」と、日本でも若者向け、そしてカメラ戦略を行なっていくとした。

 次に、プロフォトグラファーの角田修一氏が登壇し、カメラの良さについて語った。実際にモデルさん2人と共に遊園地や公園に行って撮影したとのことで「ボケ味が簡単にできるので、一眼レフで撮影したようなカットがすぐに撮れる。今までスマホのカメラというと、満足できるものがなかったんですけど、R11sのカメラは本当に美しく撮れます」とコメントした。

ゲストとして登壇したフォトグラファー 角田修一氏

スマホのカメラでこのクオリティーの写真が撮れることを、興奮気味に語った

発表会と連動して、表参道ヒルズでは角田氏の作品展示も行なっていた

 若者をターゲットにシェアを伸ばしてきたOPPO。iPhoneがシェアの半分を占める日本で、どのように存在感を出していくのか楽しみだ。

最後に価格が発表された。このスペックでこの価格はかなりバランスがいい

背面がラウンドしていて握りやすいデザイン

左右だけでなく、上下のベゼルも極限まで狭めている

上下のフレームはこのように真ん中が凹んだデザインになっている

両サイドにはボリュームキーと電源キーが配置されている。本体もかなり薄い

背面はマット加工。そして、デュアルレンズと指紋センサーがある

AIとデータベースにより、自然に盛ってくれるカメラ

左がノーマル、右がビューティーモードで効果をMAXまで上げた状態

「OPPO R11s」の主なスペック
メーカー OPPO
ディスプレー 約6.01型有機EL
画面解像度 1080×2160ドット
サイズ 約75.5×155.1×7.1mm
重量 約153g
CPU Snapdragon 660
2.2+1.8GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
OS Android 7.1
カメラ画素数 アウト:1600万画素+2000万画素
/イン:2000万画素
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19
/20/26/28/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
DSDS
バッテリー容量 3205mAh
生体認証 指紋、顔認証
USB端子 microUSB
SIM形状 nanoSIM×2
カラバリ シャンパーニュ、ブラック、レッド


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