GMOインターネットは1月22日、欧州法人を通じて展開する仮想通貨の採掘(マイニング)事業において、12nmFFCプロセス技術を用いた半導体チップ(以下、マイニングチップ)の開発に成功したと発表した。
同社では、高性能なマイニング用コンピューター「次世代マイニングボード」を実現するべく、半導体設計技術を持つパートナー企業とともに、最先端の7nmプロセス技術を用いたマイニングチップの研究開発を進めているとする。
まずは研究開発の第一段階として、マイニング用ASICとしては世界最先端をうたう12nmFFCプロセス技術を用いたマイニングチップの開発に成功。7nmプロセス技術のマイニングチップ実現に向けて一歩前進したと明らかにした。
今回の開発成功を受けて、同社は「7nmプロセス技術を用いたマイニングチップの実現に向け、次の開発ステージへと進めてまいります。なお、12nmFFCマイニングチップによるマイニングボードは、外部への販売は行いません」とコメントしている。