電子技販が20日、プリント基板のCADでエヴァンゲリオンのNERVマークや射出ルートをデザインした基板製「FLASH iPhoneケース」を発売した。電波でLEDが光る回路を搭載しているのが特徴。価格はiPhone X用が1万6200円、iPhone 7&iPhone 8が1万6200円、iPhone 7 Plus&iPhone 8 Plus用が1万7280円。
iPhone自身が発する電波を電力に変換し、昇圧することでLEDが光る。通常時は光らず、強い電波を発した時に光るという。iPhoneの電波で光るためランダムで光る。情報量の多い「Googleマップ」のようなアプリを使用したときや、エレベータや地下街でiPhoneが位置情報を探している時などに光りやすいという。
技術的には、基板の裏面にあるアンテナ回路がiPhoneから発される電波をキャッチし、基板の表に回る。表面には増幅回路を組んでおり、射出ルートに実装されたセラミックコンデンサー、ダイオードなど合計26個が電圧と電流を高め、NERVマークに実装したLEDを光らせる。電池なしでLEDが光る回路は特許出願中。
製品はデザイン実装部品を保護するため、実装後はクリーンルームで人の手により1つ1つを樹脂でコーティングしているという。
同デザインの「FLASH ICカードケース」「FLASH ICカードクリップ」も同時発売している。改札のタッチやICカードでの決済時に電池無しでLEDが光るギミック付き。価格はそれぞれ1万1880円、8100円。
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