実際にウォーキングして、心拍センサーを試してみました。といってもスマートフォンからの操作などは必要なく、プリインストールされている「Fitエクササイズ」アプリで「ウォーキング」「ランニング」「サイクリング」などのアクティビティを選べば、あとは運動しているだけで表示されます。
ウォーキングを始めると、移動距離、消費カロリーなどが出ますが、心拍も常に測定されています。これを見ながら運動することで、無理のないペースがつかめるわけです。
使用中、感心したのは有機ELディスプレーの表示の視認性が高いこと。屋外の明るい場所でも輝度が高く、見づらいと感じることはありませんでした。
さきほど、最大心拍(成人では「220-自分の年齢」)の話をしました。筆者は30歳なので、およそ190。ウォーキングで考えれば50〜65%が目安なので、「95〜124」ぐらいを維持したいところ。
登り坂でちょっと早足にしてみたところ、あっという間に140を超えました。これでは速すぎる、負担が大きいかな……ということで、少しペースを落として、ゆっくりと歩きます。このように、心拍センサーによって無理のない運動がやりやすくなるのです。
計測した数値はログとしてしっかりと残るので、日常の状態を計測しておきたいユーザーにもピッタリ。心拍数も計測できることで、今まで以上に効果的な運動ができます。
ちなみに心拍センサーを使うためには、スマートウォッチ本体を手首にぴったり装着していなければなりません。あまりにキツく感じるほど締め付ける必要はありませんが、隙間ができるぐらいぶかぶかだと、うまく計測できないことがあるので注意してください。