iPhoneケースとして普通に使えるが注意点もある
実際に使ってみると、当たり前といえば当たり前ですが、普通にケースとして使えます。手に持ったときの違和感は確かにありましたが、そのうち慣れます。
薄型のケースと比べれば、ポケットなど狭いスペースへの収まりは分が悪いですが、絶望的に入れにくいというほどではない。これより分厚かったり、大きかったりするケースもあるわけですし、変な言い方ですが「常識の範囲内」なサイズ感です。
パイルがボロボロと抜けて、衣服やカバンを汚したら困るなあ……と思ったのですが、そのようなことはほとんどありませんでした。このあたりは、さすが職人技で植えているというだけのことはありますね。
左右のボタンのアクセスなど操作の邪魔になる部分はありませんが、iPhoneの機能を阻害するところはあるのでしょうか? 実は、一つだけ注意点がある。
じつはこのケース、“フラッシュ非対応”なのです。パッケージの注意事項に「暗所でのフラッシュ撮影時にパイルの緑色が写り込む場合がありますのでご了承ください」と書いてある。ちなみにフラッシュを使わない場合は、とくに写真にパイルは映り込みませんでした。
あくまで「写り込む場合がある」なので、フラッシュを使ってもすべてグリーンな仕上がりになるわけではありませんが、一応、そこは気をつけて使用したいところです。
外見にインパクトがありすぎてキワモノとも思われそうなケースですが、逆に言うと見た目のインパクトは絶大です。お笑いグッズのように見えて、ひねりの利いたデザインは、ファッションアイテムとしての存在感もアピールしていますね。手元にグラウンドの世界を広げられるこのケース、ありふれたiPhoneケースに飽き足らない人は、ぜひチェックしてみてください。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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