現在すでに配信されている「VR Sports」には、卓球はダウンロードコンテンツで遊べるものの、まだテニスはなく、VIVE トラッカーの対応もできていません。そのため、年内中にラケットが発売される頃に対応されるようです。
現状、「VR Sports」(1280円)では、「サッカー」、「バスケットボール」、「ボウリング」、「ホームラン競争」、「クレー射撃」、「弓道」、「ボクシング」、「カート」の8種目がプレイできます。また、ダウンロードコンテンツで、「卓球」と「ゴルフ」がそれぞれ498円で購入できます。
一番体力を使うのは、やはりボクシングと卓球かも。そんな、激しい動きが必要な体験をプレイするのに、どうしても問題となるのがプレイスペース。ボクシングなどは、夢中になりすぎると、狭い部屋だと壁にパンチを打ち込むことになりかねないので注意が必要です。
そのため、当然VIVEのセッティングの際にも注意喚起が行なわれていましたが、プレイする周りにモノを置かないようにしましょう。理想は、何もない2~3メートル四方の空間。常にそうした広い空間を確保するのは難しいでしょうが、動かせる物がある広い場所にベースステーションを置き、プレイしたいと思った時にすぐにどかせられるようにしておくとよいでしょう。
VRは現実世界が見えなくなってしまうので、プレイ中の周囲の状態はなるべくよくしておきましょう。また、コントローラーのストラップは必ず手首に付けておきましょう。激しく動かした際に、コントローラーがすっぽ抜けて飛んでいってしまうという危険性があります。現に、私は何度か手を滑らせたことがあるので、気を付けましょう。
また、夢中になって遊んでいると気になるのが汗。汗をかくと、VIVEのフェイスクッションが濡れて汚れてしまいます。そのため、防水の交換パッドを購入するのもオススメです。VRメディアで知られるMogura VRさんのストアーで購入できるので、ガッツリVRスポーツで汗をかきたい人は購入しておくのも吉です。
VIVEのフェイスクッションは、マジックテープになっていて簡単に外れるので、外して洗って乾燥させてもよいでしょう。
VRスポーツは、多少プレイスペースは必要なものの、屋内で気軽に楽しめ、ゲーム形式で夢中になって遊べので、今まで走ったりなどの運動にすぐに飽きてしまって長続きしなかった、という人もぜひ一度体験してみてください。これは面白い!と思ったら、思わぬダイエット効果を得られるかもしれません。
そのため、まずは「VR Sports」のダウンロードコードが同梱される「卓球ラケット(VIVE トラッカー用)」または「汎用ラケット(VIVE トラッカー用)」と、VIVE トラッカーを購入し、この冬にVRスポーツを始めてみてはいかがでしょう。