音質や使い勝手の上で必要なスペック完全装備
スペック面でも完璧。まずIPX4の防滴仕様で、汗や雨なら濡れても大丈夫。Bluetoothのオーディオコーデックは、SBCのほかに、AACとaptXにも対応している。SBCに比べて高音質で、特にaptXは遅延も少ない。海外ブランドにも関わらずNFCに対応しているので、スマートフォン側が対応していれば簡単にペアリングを済ませられる。
電源やペアリングはネックバンド側のボタンで操作する。バッテリー駆動時間は約12時間で余裕。充電は付属のUSBケーブルを使う。ちなみにイヤフォン側の接点はUSB-Cタイプだ。
右イヤフォン側のケーブルには、再生や音量、通話機能を操作するコントローラーが付いている。ボタンはシーソー型の3ボタン式。手元で操作できるので使いやすい。
ネックバンドにはバイブレーターも内蔵され、着信時には通知音とともにブルっとくる。バイブレーターが内蔵されているのは右側で、振動を感じるのは右側のケーブルやイヤフォンのみ。
通話品質も良好のようで、ほかのイヤフォンを使っているときのように「今日電話の音悪くない?」と相手から指摘されることもなかった。これはマイクがコントローラーに内蔵され、より口元に近いせいもあるだろう。
こうした機能やデザイン面でのアプローチは、従来のネックバンドタイプに対して合理的で、なるほどど感心させられる。