スマホアプリを使うことで予約や運転状態の確認、洗濯機の窓にはブラインドも
スマホとコインランドリーをIoTで結ぶ「Smart Laundry」
2017年11月29日 12時00分更新
山本製作所とwash-plusは11月29日、スマホとコインランドリーをIoTで結ぶ「Smart Laundry」をコインランドリー経営者向けにリリースした。
業務用洗濯機製造を行なう山本製作所とコインランドリー事業を行なうwash-plusが提携、構想から2年半を経て完成したシステム。コインランドリーで洗っている洗濯物が他人から見えるという問題に対して窓にブラインドを採用、さらに扉にはロックを掛けることができ、これらの操作は利用者のスマホから行なえる。
スマホアプリでは、コインランドリーの空き状態の確認や運転終了のメール通知、領収書の発行、クレジットカード決済も可能。また、洗濯利用ごとにもらえる「スマートメダル」が貯まる機能もあり、スマートメダルは洗濯窓ブラインドやドアロック、予約といったサービスで使うことができる。さらに、洗濯終了から3分以内に洗濯物を取り出すとメダルが追加でもらえるしくみも用意され、コインランドリー利用者の回転を速くできるため店側にもメリットがある。
11月29日~12月1日にパシフィコ横浜で開催される「第2回 国際コインランドリーEXPO 2017」にて展示を予定している。