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フリーランスという選択肢を当たり前の働き方へ

ギークス、ITフリーランスの啓蒙プロジェクト「Scale」スタート

2017年11月16日 10時00分更新

文● 大谷イビサ/Team Leaders

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11月16日、ギークスはITフリーランス啓蒙プロジェクト「Scale(スケール)」を発表した。フリーランスエンジニアのキャリア設計をサポートするセルフブランディング支援や市場価値可視化ツール、キャリアアップの事例集、福利厚生プログラムなどを一体的に提供。「“ITフリーランス”という働き方を誰もが選ぶことができる」というコンセプトを掲げ、ITフリーランスの充実したワークライフを実現するプロジェクトとして推進する。

ギークス 代表取締役社長 曽根原 稔人氏、執行役員 IT人材事業本部長 小幡千尋氏

 創業10周年の記念イベントで初披露されたScaleは以下の3つの支援サービスと、提供済みの福利厚生プログラム「フリノベ」を包括する。

セルフブランディング支援「Scale Brand」
Webマガジンでの執筆機会の紹介やイベントの開催、メディア露出などを支援する。また、デザイナー、ディレクター、エンジニアなどに向けた同社独自の認定フリーランスエンジニア制度「FEET」を新設する。
キャリアアップ事例集「Scale Case」
過去15年間のデータを元にしたキャリアアップのベストプラクティスとなる事例集を提供する。キャリアアップがイメージしやすくなるよう、フリーランスの多様な志向性にあう事例を集めているとのこと。2018年春提供開始予定。
市場価値可視化ツール「Scale Table」
自身の技術領域と実行できる作業内容レベルを掛け合わせ、市場価値を診断できるツール。過去4万件のマッチング実績を元に作成したチェックシートから蓄積したデータを根拠に想定報酬額を導き出すという。2018年春提供開始予定。

 2007年に創業されたギークスのコア事業であるIT人材事業「geechs job」は、2016年3月度時点で取引企業が約3000社、登録者数が約1万2000名を超えるという。ギークス 執行役員 IT人材事業本部長 小幡千尋氏は、今回のScaleについて「ITフリーランスの声から生まれたサービスで、前身となる事業から15年に渡ってフリーランスの支援をしてきたからこそできる事業」と強調。「働き方の新しい『当たり前』を創るという作業をギークス社員一同、一生懸命やっていく」とサービスに向けた意気込みを語った。

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